毎日のように数百件の投稿が絶えない
全国の個人塾塾長コミュニティー。
教務の話から集客の話、
経営の話から労務の話まで、
情報交換は尽きることはありません。
あるとき、
「できるようになるとは?」
と言うことについて
喧々諤々と議論することに。
今日は、そんなお話です。
自転車に乗れるとはどんなこと!?
じゅくちょーの次女は、
6年生ではありますが
いまだに自転車に乗れません。
練習はもちろんしましたが、
本人が乗れるようになることを
求めていないこともあり
自転車でいろんなところに行きたいとも
思っていないことも相まって
まだ乗ろうとはしてくれません。
そういう子を前提にすると、
自転車を誰しもが簡単に乗れるようになる
とは限らないということに気付かされます。
何ができるようになることがきっかけで
自転車に乗れるようになるということを
改めて考えさせられることになりました。
ペダルを漕ぐ足の方向や力のかけ具合、
体のバランスの取り方など
何も考えずともできるようになってしまうと
改めて言語化することが難しくなってしまいます。
学習においてできるようになることとは!?
全国の塾長がたとの議論の中で、
「できるようになる」とは
「自転車に乗れるようになる」と同義だと
意見が出ました。
あえて意識せずとも、
様々なことが無意識的に使いこなせる状態。
確かに言い得て妙です。
うまい言語化だと思います。
しかし、
自転車に乗れるようにならない子に対して、
素人の方法で愚直にとにかく量をこなす指導をしてしまうと
その子は自転車を乗ることが嫌になってしまいます。
何が原因で乗れないのか、
具体的にどのようなスキルを強化すれば
乗れるようになるのか。
必要な能力を緻密に分析し、
それが強化されるような具体的な訓練を経ることで
最終的に自転車を乗りこなすことができるようになるのでしょう。
できる人たちの単純な「量をこなす」という言葉に翻弄されないで!?
量をこなすことの大切さは
言うまでもありません。
しかし、
どのような量をこなすかどうかの
見定めをすることこそ
プロの指導が必要であったりします。
その人の課題にあった質を具体的に提供し、
その上で量を回すように指導できる指導者こそが
誰しもが自転車を乗れるように指導できる
本物のプロと言えるのでしょう。
無意識的にスキルを使いこなすために
まずは意識を向けられなかった点に
意識を向けるようにしていき、
最終的に自転車に乗るように
無意識で能力を使いこなすこと、
このような指導力を持つ講師と
なりたいものですね。
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!