高3生の第一弾大学受験も始まり、
一次の合格発表も判明してきました。
二次試験に向けては、小論文だけでなく
面接も含まれる大学も多くあります。
むしろ面接を点数化した上で
上位・中位・下位によって
内定の日取りが変わるという大学も。
目指すは上位合格のみ!
今日は、そんなお話です。
変わりゆく面接内容!?
大学受験における面接を、
高校受験の延長と考えておられる方は
いませんでしょうか?
今や推薦型の入試は戦国時代です。
全受験生の過半数は推薦で進学が決まります。
大学側は、推薦であっても
自分の大学の「格」にあった生徒を
欲するものです。
一般的に大学とは、
研究を行うところです。
まだこの世にない発見や知識を
研究によって解き明かし、
その研究によって社会をより良くするための
一助となるための学問機関です。
全く学ぶつもりもなく、
受かりそうだからと出願する生徒は
極力お引き取りいただきたいわけですね。
そのために、
年々面接試験のハードルは上がってきているのが
実情となります。
東北の雄、面接の素晴らしさ!?
東北大学は、
かつてAO入試で入学した生徒たちの方が
学力選抜で入学した生徒たちよりも
学力が高く卒業していったというデータを
叩き出すほどの練りに練られた面接試験を
行う大学です。
その他にも、
秋田の国際教養大学や
茨城の筑波大学などの面接入試も
その練られた面接内容に定評があります。
国立大学であっても、
昔とは異なり推薦入試があります。
しかし、その面接内容は
そうやすやすとは合格させてもらえない
ハードなものとなっているのです。
例えばこのような面接内容が!?
例えば、さまざまな情報ネットワークから
提供していただいた面接内容をご紹介します。
<英語での質疑応答>
・昨今、外国人労働者が日本国内でも多くなってきています。その外国人との日本での共生を進めるためには何が必要となると考えますか?
・多様性が重要視される世の中となりました。そんな中、あなたにとっての多様性とはどのようなものですか?また、あなたは多様性を受け入れどのような形で実行していますか?
・働き方の価値観が世界規模で変化しています。そしてグローバル化もより加速度を増している中、世界で渡り歩いていくためには急激な成長も必要となります。しかし、若い世代の人たちは過酷な中での成長を求めず、求められているものと自身が求めているものの価値観に大きな隔たりがあると考えられますが、あなたはこのことについてどう考えますか?
日本語で問われても答えに窮するような質問ですよね。
では日本語での面接はどうでしょうか。
・ウェブ上でのコミュニケーションと、対面でのコミュニケーションとには違いがあると思われます。どのような違いがあり、メリットとデメリットがどのようなものか、そしてその課題を解決するためにはどのようなことが必要かを述べてください。
・外国への留学を希望なさっておいでですが、具体的にどのような国が候補として上がっているかを、理由と具体的に学び取りたいことを挙げて教えてください。
・大学に入学し、生活費を含めて学費諸々が卒業までにどのくらいの費用となるかを教えてください。また、その費用を工面する際に、アルバイトであればどのぐらいの働きが必要になるか教えてください。
なかなか骨のある質問ですよね。
おそらく経済経営学部のものと思わしき質問もありました。
このようなことを学生に投げかけてくれるのは
親としては嬉しいものがあります。
大学生であっても、ある一定の社会性を持ち
大学の学府で学ぶに値する素養を持っているか否か、
面接でこそ知ることができるのかもしれませんね。
おべんきょうだけや点数だけでは評価できない点を
国立大学の推薦入試では
評価しているのかもしれません。
嬉しい時代の変化ですよね。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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