学び方

科目別、効果的なノートの取り方!?

じゅくちょー

ノートを取ること。

昭和を生きてきたじゅくちょーにとって

ノートを取ることは一種の苦行でした。

一言一句、書かれたことを

全てかき取ることが求められ、

書かれていない先生が語った内容も

メモする必要などもありました。

昨今では、ノートを写メで済ますことも多くなり

「何を残すのか」

が重要になってきています。

今日は、そんなお話です。

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国語のノートの取り方!?

国語では、本文をノートに全て書くということは

現実的に不可能です。

ですから、本文の内容に対しては、

色を付けたり下線を引いたりしてみましょう。

具体的には、

・人物の言動

・情景描写

・心情の変化

など大事な部分になります。

次に、語句の意味が分からないときは、

同じ意味の言葉や反対の意味の言葉を書き添えて、

様々な角度から理解することに努めましょう。

また、書き手が何を伝えたかったのか、

作品全体の流れや時代背景的なものから

自分なりの解釈をノートに書くともっと良くなります。

最後に、作品の概要をまとめます。

あらすじ、場面の構成、作品の主題などを

簡潔に説明できれば、申し分ありませんね。

数学と理科は!?

【数学】

数学の例題を書くときは、

前提として縦へ縦へと計算式を書けるように

ノートを取る必要があります。

解き方や考え方の流れが分かるように

途中式を省くことなく、丁寧に書きます。

イメージとしては、誰かに自分の考えを

説明しているかのように書くと良いですね。

定理や言葉の定義については、

その意味を確認するつもりで書き出しておくと

そこから派生する知識への繋がりにも気づきやすくなり

なおのことよくなるでしょう。

【理科】

理科では、実際に自分で図やイラストを描いてみる

ということが重要な部分になります。

図や写真を描く際には、現象の仕組みが分かるように、

細かく情報を書き込むとよいでしょう。

知識などのまとめをノートに取ることは、

プロが綺麗にまとめた教科書や参考書に

勝つことはできないので、あまり効果的とは言えません。

自分の知らなかったことや驚いたこと

大切だと感じたことなどの、

心が動いた内容をまとめておくといいでしょう。

自分用の知らなかったリストを作ることや、

別の切り口での情報のまとめなどは

より深く思考を促すことになります。

理解しにくい現象があれば、

身近な例えを使って自分に説明してみることも効果的です。

社会と英語は!?

【社会】

社会の地図を描く際は、

縮尺、方位、主要な場所の記入がポイントとなります。

年表を作成するときは、

単に「西暦 出来事」と簡潔に書くだけではなく、

その当時に起こった別の出来事をタイムラインのように

併記しておくと効果的です。

文化や乱などをまとめるときは、

「文化名と時代」「戦名と時代」

だけのものではあまり意味がありません。

「文化名:時代:特徴:背景:実際の作品の絵や図:作者名」

「戦名:時代:目的:背景:場所:指揮者」

などを紐づけてまとめるとよいでしょう。

グラフを書く際には、

タイトル、横軸・縦軸の説明、変化のポイントを必ず明記しましょう。

重要な事項は、

5W1H(何が、いつ、どこで、だれが、なぜ、どのように)に

沿ってまとめることが重要となります。

【英語】

英語の単語は、品詞、意味、発音記号を書き、

例文と一緒に暗記しましょう。

類語なども調べるとより効果的ですね。

熟語については、一つの単語の意味と、

熟語全体で意味やこれも言い換え表現を調べると

知識の広がりや深さにもつながっていきます。

文法事項は、

「形:意味:目的:特徴:注意点:その他の文法との違い」

などを説明できるように、調べてまとめておきましょう。

このようなざっくりとしたものですが、

ご参考になれば幸いですね。

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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