語彙習得の決め手は、
「対話」です。
子どもたちは、毎日様々な体験をし
それを「対話」によって言語化し
知識と擦り合わせることで
血とし肉としていきます。
今日は、そんなお話です。
「対話」とは!?
人と人。
「対話」する際には、自分以外の人が必要になります。
もちろん、自己との「対話」という一人称で行うことも。
しかし、基本的には他者と行うものが「対話」です。
では、そもそもの「対話」とは何なのでしょうか?
よく似た言葉に「会話」があります。
「会話」も「対話」も、2人もしくは少数で話し合うことです。
ですが、「対話」はお互いの立場や意見の違いを理解し、
そのずれをすりあわせることを目的に行うことを指します。
会話には明確な目的やゴールがありません。
それに対して、「対話」では
何かしらのテーマに基づいて、
「それぞれの意見を述べ合うこと」
を目的としています。
水面下にあるものを語る!?
こんな「対話」を指し示す図があります。
![](https://tokushima-tsubasa.com/ace-striker/wp-content/uploads/2023/12/対話とは.png)
非常に興味深いですね。
「見えないもの」を語る「対話」。
まるで長文読解や設問解釈と同じです。
国語読解や英語読解だけでなく、
数学の文章問題や理科の物理なども
「書かれていることから、
書かれていない事実を導き出すこと」
が、問題を解く際には重要になります。
「つまり?」「さらに?」「っということは?」
「なぜ?」「どのように?」「その根拠は?」
これらを考えることこそが、
読解というものの根幹となっているのです。
「対話」が読解力を支える!?
語彙力とは、なにも
たくさんの言葉を知っていることだけを
刺すものではないと考えています。
「対話」を通して、
一つの言葉や語彙から目には見えない
自分の頭の中には言語化されていなかった
水面下の言葉を抽出することがセットとなって
語彙力というものを形成するのでしょう。
よって、
子どもたちに一方的に与えたものからは
「対話」は生まれません。
そこに「対話」を通して関わろうとする行動が
子どもたちの豊かな語彙力を形成するのです。
この思考の土壌こそが、「地頭」と呼ばれるものとなり
深く考えるための「思考」を育むのでしょう。
あなたはいつ、「対話」をしましたか?
ちゃん♪ちゃん🎵
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