夏休み明けの実力テストに向けて、
中学生たちもラストスパートです。
学校の宿題の復習にも余念がなく、
夏明けの予習を通り越して、
中学3年間の学習がほとんど終わった
生徒も中にはいます。
自己ベスト更新に向けて、
じわりじわりと、にじりよっています。
今日は、そんなお話です。
何度も何度も繰り返す、何度も何度も!?
受験生たちは朝から自習室にこもり、
昼からの授業で演習に取り組み、
塾が閉まるまで学習して帰ります。
本当に頭が下がる思いですね。
これほどの努力をしてくれているのですから
試験としても成果が欲しいというもの。
しかし、試験はそれほど甘くはありません。
量だけで結果が大きく出るのであれば、
がむしゃらに量の演習をしたものが
上位に並びます。
ですが、現実はそうではありませんよね?
学習の質は、
普段からの思考習慣によって育まれます。
意識もせず、当たり前にしていることの質の差が
ものを言う世界でもあるのです。
負荷を与えない教材!?
学校で購入する
整理と対策や新研究などの
3年間の総合教材は例えるなら
当たり前にできていることを
楽に繰り返すための教材です。
もちろん、知識がまだ定着しておらず
土台がふわふわな状態の生徒であれば
知識を補うという面では効率的です。
しかし、握力を鍛えたい人が
お箸を開け閉めすることでトレーニングしないように、
もうすでに身についている知識を
捻りもなく思考力を問わない問題形式の演習教材で
熱心にトレーニングすることは
効果が見込めないことは予想に難しくないはずです。
問いにどう答えるのか!?
新傾向問題が増えつつある徳島県の実力テスト。
もちろん、全国の公立高校入試の問題が
共通テストへの変更後に大きく変わり、
遅ればせながら本県でも徐々に変わってきています。
まだまだ全国標準には及ばないもの、
教科によってはなかなかエッジの効いた問題も出題されています。
時代は変わりました。
ただがむしゃらに演習を繰り返すだけで
成績が伸びる時代は終わりました。
思考を促す問いに対して、
どのようにして考え
どのようにして取り組み
どのようにして解答へと至るのか。
この練習無くして学力は付いていかないのです。
指導者の生徒たちへの問いだての仕方も
問われるようになったのでしょうね。
襟を正して教務に取り組まねばなりますまい!
ちゃん♪ちゃん🎵
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!