国語学習について

英文読解以前の問題!?

じゅくちょー

じゅくちょーが加わらせていただいている

全国の個人塾塾長が集まる場では、

毎日喧々諤々と様々な議論が繰り広げられています。

最近のトピックで、

「英語自体はよくできているが、

英語で点数が取れない子の特徴」

についての議論となりました。

そして、そもそもの日本語の読解ができない生徒が

多過ぎやしないか、ということ浮き彫りになりました。

今日はそんなお話です。

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徳島県公立高校入試まで、あと248日!!

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英語が訳せたとしても!?

英単語も英熟語もたくさん覚えている。

文法的テキストも何度も繰り返し演習している。

難度の高い英文解釈練習もできている。

しかし、点数が取れない。

マークでさえ結果につながらならい。

この状況は塾では実はあるあるです。

実は、訳した英文の日本語自体を

「読めていない・訳せていない」

という状況が往々にしてあるのです。

英文読解以前の日本語の段階で

詰まってしまっている現実が横たわっています。。。

日本語読解はできているのか!?

例えば、以下の文章をお読みください。

時計には長い針と短い針があるが、長い方の針が1時間で360度、5分に30度回る。

上の文をもとに考えたとき、下の文は正しいか正しくないかを判断しましょう。

「時計の長い針と短い針で、5分間に30度回るのは、短い針である。」

さぁ、いかがでしょうか?

一度手を止めて、15秒ほど考えてみてください。

1、2、3、4、5、

6、7、8、9、10、

11、12、13、14、15

どうでしょうか?

答えはいかに?

はい、もちろんですよね。

「正しくない」

です。

そうなので、このレベルの日本語を

読み取れず間違ってしまう状態だからこそ、

英語長文の読解選択問題で

ミスとなってしまうのです。

速読解に必要なポイントは6つ!?

英文をスピーディに読み解き、

深く理解するためには日本語での読解が重要です。

そのためには、6つのポイントがあります。

  1. 【係り受けの判断】

    …何が?どうした?
  2. 【指示語・照応の判断】

    …あれ?これ?それ?どれ?
  3. 【同義文の判断】

    …同じ?ちがう?
  4. 【定義と具体例の判断】

    …これって、ありえるの?
  5. 【推理・推論の判断】

    …書かれていないこともわかるの?
  6. 【図表の読解の判断】

    …図や表のどこをみればいいの?

文章を読む際に、

以上の6つに気をつけること。

これが

「正しく読み解くこと」

となるのです。

助詞・助動詞のひらがな一文字でさえも

読み飛ばすことができないキーワードです。

黒塗りの文書を読んでいるわけでは

ないのですからね!

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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