さてさて、早いもので冬期講習会も
本日にて終了となりました。
例年の中3受験生たちよりも、
学習時間や演習量が少ないような気がしていますが、
高3生は『つばさ』史上最高の演習量を
達成してくれたように思います。
明日の塾内模試はいかに!?
量が質に転化する瞬間がある!?
教育指導要領の変化に伴い、
全国的にも問題の質が「思考力重視」になってきていることは
皆さんご存知の通りです。
もともと知っている知識を利用するのではなく、
その場で与えられた情報を処理し、
知識として頭の中になかったものを
その場で組み立て解答を得るような問題です。
しかしながら、このような問題であったとしても
「転化」や「活用」をするための
土台となる基礎知識は必要不可欠となります。
いや、むしろ大切なのは
転用可能な状態にした基礎知識の方だと思うのです。
活用ができない生徒たち!?
もう大学受験用の現代文に登場するようになり
10年近く題材として擦られているテーマがあります。
それは、何をするにしても「即効性」を求めることの問題です。
これは大人がそうなったからこそ、
現代の子どもたちもそうなったと考える方が自然でしょう。
時短・コスパ・効率性を重視するあまり、
忍耐力というものが徐々に薄らいでしまい、
本当に大切な力を身につけるまでの過程を
すっ飛ばしてしまうだけでなく
過程を軽んじてしまう傾向が現代社会への
問題提起として挙げられているのです。
一つの出来事に対して、スルメのように噛み続け
味が変わるまで辛抱強くさまざまな角度から
考えてみるという価値観が疎かになっていると感じるのは
私だけではないでしょう。
やってるはずなのにできない!?
生徒たちには、基本的には
さまざまな角度から問題演習をしてもらいます。
しかし、自分で学習計画を立ててもらうという
『つばさ』の塾のスタイルの関係上、
自主性を重んじるからこそ「楽しようとする生徒」も
やはり出てきてしまうのです。
人間ですからね(笑)
ほとんどの場合、塾の学習時間中に
学校の宿題や学校の課題を仕上げようとする生徒は
伸びないどころか下がり続ける傾向があります。
そのことを指摘したところで、
痛い目に遭い反省して行動を自分で改めない限り
変わることはありません。
なぜなら、楽しようとする思考習慣だからこそ、
言われたことによって塾の課題をしているとしても
・なぜそのようになるのか
・根拠として何があげられるのか
・他のどんな知識と繋がっていくのか
・今までの知識とよく似たものはないか
・今までの知識のどこがちがうのか
という学習においての呼吸とも言える
このようなことを考えず作業学習をしてしまうからです。
明日の、全国模試という高いレベルの
「学習方法」が求められる試験にて、
自分の学習習慣を改めていただく機会にして欲しいものです。
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!