これかの国語は、論理国語と呼ばれる
論説文が主体の国語に変わっていきます。
しかし、現代社会の中で子どもたちが生きる上で
人間関係の良好さほど重要なことはありません。
人間の心の機微を理解するための教科が
小説文の読解だとじゅくちょーは考えます。
今日は、そんな小説読解の話です。
行動はどのようにして起こる!?
小説における人間の行動は、
かなりの割合でその発生方法が決まっています。
なぜなら、文章内の言葉のみで解答の判断をしなければ
ならないのが国語の制約だからです。
文章から判断でいない行動を設問として出題すれば
解答の根拠がカオスとなり、自由解答で正解となります。
ここで重要なことは、論説文と小説文の大きな違いです。
小説文には「登場人物の感情表現」が必ずえがかれます。
その感情がいきなり爆発することはありません(笑)
かならず段階があり、行動が起こっています。
では、その段階とはどのようなものなのでしょうか?
小説の作りを知る!?
小説文の登場人物の行動段階は以下の通りです。
- 何かしらのきっかけ【原因事実】
- 感情の発生【感情の変化】
- それに伴う行動【行動の変化】
このような段階です。
そして、ほとんどの場合③に傍線が引かれており、
その原因となるきっかけと感情の変化を
選び出す問題が主流です。
傍線部の内容がプラスニュアンスなら、
プラスのニュアンスの感情や行動が
選択・記述できていなければ採点としては
0点となるシステマチックな問題です。
策問者の立場に立って!?
いっとき、現代文の小説指導では
このプラス・マイナスニュアンスでの
読解テクニックが一世を風靡しました。
しかしいつしか、このテクニックだけでは
困難になってしまったのです。
その原因としては、生徒たちがそのワードを見て
プラスなのかマイナスなのか、
そのニュアンスを理解できなくなってしまったからです。
感情を動かし自分で経験することで、
その言葉から受ける印象がプラス・マイナスのどちらなのか
推測できるようになります。
疑似的な体験であれば、漫画や映画を鑑賞し
表情やその激情をイメージとして理解できると
いいですね〜。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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