心の有り様

日常が戻ってくる

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

夏休みが終わり、

また学校に通う毎日が戻ってきますね。

既に学校が始まり、

夏休み明けのテストを受けている生徒さんもいます。

長い休日が終わると

なんだかいつもの生活リズムに戻りにくく

学校に行くのが億劫になってしまう生徒さんも

多いのではないでしょうか。

学校が楽しい場所であれば何の問題もないのですが、

みんながみんなそうとは限りませんよね。

悲しいことに、ここ数年で

小中学校における長期欠席者数の人数は、

約29万人を超え過去最多となっています。

参考:文部科学省 実施調査より

不登校の要因の中にコロナ感染を回避するための

長期欠席もあるでしょうが、調査結果を見ると

学校に係ることや家庭内での人間関係なども

多く挙げられていました。

さらに、児童生徒の自殺者数も増加し

子どもたちを取り巻く環境は

穏やかとは言えない状況になっています。

そこで、私が伝えたいことは

“学校や家庭だけが世界の全てではない”

ということです。

私も学生の頃、いじめの被害者でもあり

加害者になったこともあります。

また、小学校の頃は担任の先生との関係性が悪く、

不登校も経験しました。

当時は、学校が自分の取り巻く世界の全てであり、

その学校で何かあると人生が終わってしまうような感覚で

悲しくなったり、悔しくなったりしたことを覚えています。

しかし、実際はそこまで狭い世界ではなく

意外と学校以外にも選択肢は用意されています。

勉強は学校以外でもできますし、

人は学校以外でも集まっています。

ネットにはたくさん興味が持てるもので溢れかえっているし、

世界はまだそこまで悪くはないと思える日が来るはずです。

もちろん、家庭内暴力や学校内でのいじめ、貧困などの問題は

一瞬にしてなくなるものではありません。

時間が必要なこともあります。

しかし、まだ諦めないで欲しいんです。

またあの日常が戻ってくることが嫌なのであれば、

その日常を変えてしまえばいい。

簡単に言っているように聞こえるかもしれませんが、

私はそれがどれだけ難しいかを知っています。

心の病気になり、寝ることも食べることも

できなくなった時期がありました。

周りはみんな幸せそうなのに、

私だけ家の薄暗い部屋でボーッとして1日が終わる。

そんな日々を過ごしたことがあります。

ですが、そこを乗り越えた今は

とっても充実しています。

乗り越えるために

特に凄いことをしたわけではありません。笑

毎日散歩してみる

本を読んでみる

いつも聞かない音楽を聞いてみる

ノートに思ったことを書いてみる

野菜を食べてみる

自分のことだけを考えて生活してみる

こんな感じで、いつも意識していなかったことに

少しずつ手を出してみました。

すると、気付けば毎日があっという間に過ぎて

外に出られるようにもなり、

人と会うこともできるようになりました。

今では、この先もっと楽しくなると

期待もしています!!笑

だからこそ、まだ諦めるには早いと

思ってもらいたいです。

もうすぐ、9月に入り学校が始まります。

日常が戻ってきますが、そんな毎日が辛くなった時

いつでも相談してくれると嬉しいです。

話を聞くことしかできないですが、

話をして心が楽になることもあるはずですから。

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!