今日のあんちゃん

“知らない”を前提に

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

人に何かを伝えたい時、

みなさんが意識していることはなんでしょうか?

ありのままの感情を伝えること?

論理的に説明すること?

そもそも、あまり意識していない?

私が大学生の頃、

大人の方と接していて驚愕したことがありました。

それは、私が人と話すときに

主語が抜けてしまっていることがあった

ということです。。。

どういうことかというと、

『あれってどこにありました?』

『昨日これ見て思ったんですけど〜』

こんな感じのセリフから始まっていました。

私としては心の中でいろいろ考えてから

質問していたつもりだったのですが、

心の中で考えていることなど相手は知りません。

そのまま質問してしまうと

「え?!なんの話?」と聞き手がなりますよね。笑

でも、当時の私は違和感なくこんな会話をしていたんです。

その際に大人の方に注意をされて初めて気付きました。

家族や友人はなんとなくの流れで

主語がなくても伝わりますが、

相手の大人の方は家族でも友人でもないのです。

そこで始めて、相手に伝えるときは

きちんと順序立てて説明しなければならないんだと

痛感しました。

それまで注意されていなかったことが

不思議なぐらいですよね。笑

そんなとき、前職の上司に

ある方法で物事を伝える意識をすると良いと

教えてもらいました。

その名も「空・雨・傘」という方法です!!!

ビジネスシーンではよく言われていることなので、

知っている方もいるかも知れませんね。

「空・雨・傘」を詳しく見ていきましょう!

空:空が曇ってきた(事実)

雨:雨が降りそうだ(解釈)

傘:傘を持って行こう(判断)

この3つの順序で相手に伝えると伝わりやすいといいます。

身近に置き換えてみると、

空:国語の点数が下がってきた(事実)

雨:今のままの勉強法では対応できなさそうだ(解釈)

傘:今までのやり方を変えるために先生に相談してみよう(判断)

こういった順序になりますね。

これだと、何が起こっていて、この先何が想定されて、

そのためにどうするのかが明確に分かります。

そのため、伝えるという作業を

端的に終えることができますよね。

これは、ビジネスに限らず使える方法だと思います。

みなさんは、人へ物事を伝える際に

相手に伝わるような言い方を意識できていますか?

人の癖とは恐ろしく、

直そうと意識をしても最初はなかなか難しいです。

しかし、意識をしなければ直ることもありません。

一度、自分の言い方や伝え方は相手に分かりやすいものか

振り返ってみてください。

そして、相手に何か伝える時は

できるだけ“相手は何も知らない状態”であること想定し

「空・雨・傘」で伝えてみましょう!!!

関係なさそうな、国語の文章問題や小論文の書き方にも

いい影響が出るかもしれませんよ!!!

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

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