日本の教育の面白い点として、
読書感想文や作文などに対して
「書き方」の指導をしないことが
挙げられます。
「書き方」がわからないからこそ
嫌いになったり苦手意識を持って
しまうのではないでしょうか?
本日は、読書感想文の書き方について
じゅくちょーならではの視点で解説してみます!
読書感想文って何を書けばいいの!?
その名の通り、この課題は「感想」を書けばいいのです。
では、「感想」とは具体的に何を書くことなのでしょうか?
「感想」は自分の感情の変化や感情が動いた部分、
その変化がどのような変化であり、
感情がどのように動いたかを書くことが求められます。
ということで、自分の感情の変化を
視覚的に分かりやすくするために
「ふせん」を使って本を読むことを提案します!
例えば、100均などで買うことができる
色の種類が豊富な「ふせん」を使ってみましょう。
そして、感情の「マイルール」をそれぞれの色に作り、
「赤は怒りの感情」「青は悲しみの感情」
「黄色は疑問の感情」「緑は喜びの感情」
などを決めて、読書をしながら
感情の変化や動きがあった部分に感情ごとのふせんを
ペタペタと貼っていくのです。
大事な感情は「共感の感情」!?
読書感想文にシマリを持たせるのは、
「共感の感情」です。
そもそも、「感想」を作文にして書くのですから
相手がどんなことを「感想」として知りたいかを考えて
文章を作る必要があります。
例えば、見たかった映画を先に見た友だちがいたとしましょう。
その友だちに感想を聞きたい場合、あなたは何を知りたいでしょうか?
「おもしろかったかどうか?」→「どんな部分が」
「おすすめかどうか?」→「どんな部分が」
などが知りたい部分となるでしょう。
これらのことをもっと掘り下げて、
感想を書くとどうなるでしょうか?
じゅくちょーの教材のおすすめをお伝えするときの視点は
役に立つかもしれません!
教材選びは読書感想文とよく似ている!?
じゅくちょーに
「おすすめの教材はありますか?」
と尋ねると、とても長くなることを覚悟しておいてください(笑)
なぜなら、どんな人にもフィットする教材は、
じゅくちょーの知る限り存在しないからです。
では、上記の質問がされたときの
じゅくちょーの逆質問を挙げてみましょう。
- どんなことにお困りですか?
- どんなことができるようになりたいですか?
- どこまでは理解できていますか?
- じぁ、これはできますか?
- そもそも〇〇は何なのか説明できますか?
- 応用や発展問題はどのような問題か分かりますか?
- であれば、おすすめの教材はコレになりますね。
- コレを、言った通りのやり方でやれば伸びます。
- 言った通りのやり方ができなければ、あまり意味はありません。
- 解いておけばできるようになるという短絡的な考えは捨ててください。
文章にすると、結構きつめなことを言っていますね。
ですが、それだけ教材をお薦めする場合は
「どんな人に対して」
「どんな効果を得たいのか」
を、具体的にピックアップしておかなければ
あまり意味のあるお薦めにはなりません。
翻って、読書感想文も同じようなことが言えます。
自分の感想なので、主観的で抽象的になりがちです。
しかし、自分が感じたことがどんな人に対して伝わって
どのような困難を抱えている人へのヒントになると書いていれば、
その感想文を読んだ人に対して、何かしらのメリットがあります。
例えば、
私は「〇〇」という本を読み、自分が何者であるか悩んでいる人や自分がどんなことをしたいと思っている人間であるかということに悩んでいる人に、何かしらのヒントになると確信した。
それは、私自身が今、受験という人生の帰路に立ち、初めて自分の人生を考えるというタイミングであることが原因であるかもしれない。しかし、受験を迎えていない人にも同じような悩みを抱えている人はいると思う。どうか、この本が悩みから一歩踏み出すためのきっかけになると私は嬉しい。
まず、〜。
こんな感じでしょうかね〜。
一般的なアドバイスとは異なる視点での
読書感想文の書き方ですので、
他の人とは違った書き方をお求めの人はどうぞ!
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校