こんにちは!杏ちゃんです!
間もなく、日本に原爆が落とされてから
77年が経ちます。
8月6日には広島、8月9日には長崎に
小さく、そして大きな被害をもたらした
爆弾が落とされました。
この日は、ニュースで大きく取り上げられ
黙祷を捧げる人々も多くいます。
今日、私もテレビを見ていると
一足先に取り上げている報道番組がありました。
そこには、「原爆の図」という
一五部にも及ぶ原爆の悲惨さを描いた
大きな絵が映し出されていました。
この作品は、アーティストである丸木夫婦が
30年以上もかけて制作したものです。
当時は、GHQが情報規制をしていたこともあり、
原爆の恐ろしさをありのまま伝えることは
難しかったと言います。
この絵を初めて目にした時、
周りの音が消え、時間が止まったような感覚になりました。
それほど、悲惨な状況を
リアルに映し出しています。
番組では、その絵を見た高校生が
衝撃を受け、涙を流したことで
同じ高校生にも見てほしいと展示会を開いた経緯が
報道されていました。
原爆投下は、その高校生が生まれるかなり前の話です。
経験していなければ、自分ごとでなければ
人はどこか他人事で気にせず生きてしまうもの。
しかし、77年前の出来事が、
今を生きる学生たちの心を揺さぶります。
それほどの出来事だったということです。
しかし、今年はその受け取り方も
また変わってくると思うのです。
なぜなら、今まさにロシアとウクライナが
戦争をしています。
ロシアは核保有国であり、
核兵器を使わないという確約はありません。
この現代で戦争が起こるということを
改めて痛感した現代人にとって
この「原爆の図」が与えるインパクトは
別の意味を持つでしょう。
明日、そして4日後の午前
日本で、世界で黙祷が捧げられます。
何事か知らない子どもたちに
伝えていく義務があるということを
大人は改めて理解する必要がありますね。
私自身も戦争を経験していませんが、
「知る」ということを意識していこうと思います。
今日はここまで!杏ちゃんでした!
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