大学受験について

展開視思考とは!?

 

じゅくちょー
じゅくちょー

合せ鏡は知っていますか?

合せ鏡の間に人が立つと、

自分の姿が永久に反射し続けているように目に映ります。

では、内側が上下左右全面が鏡になった『箱』の中に

自分が立っているなら、

どのように自分の目には映るでしょうか?

(制限時間:15秒)

今日のお品書き

『展開視思考とは!?

  • 大学入試共通テストまで、あと215
  • 中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

 

思考訓練をすること?

 

昔、故多湖輝氏の著書「頭の体操」を読み、

頭の中で色々と考えることが好きになりました。

未だに「ああ、なるほど!」

頭の隅に残っている問題が冒頭のものです。

全ての問題に解答時間が設定されています。

15秒で自分の中の答えが出せたでしょうか?

 

書籍では、解答がすぐ次のページに示してあります。

「ああ、やられた!」

「よっしゃ、分かった!」

「なるほどそういうことか!」

「そんなの、ズルいわ〜!」

と、挫折感優越感を味わうわけです(笑)

このように「ああでもない、こうでもない」

頭の中で試行錯誤することが思考訓練となります。

その思考訓練の先につながるのが、展開思考です。

 

展開視するって何をすることなの?

 

さぁ、答えは分かりましたでしょうか?

リアルに具体的に、書かれている言葉を読み解き

「これが答えだ!」

というものにたどり着いたでしょうか?

では、解答です。

A. 箱の中には光が入らないから、真っ暗で何も見えない。

 

いかがでしたか?

「うう、そうきたか。。。」

とならなかったでしょうか?

この本で自分が本当に鍛えられたなぁ、

と思う点は「展開視」なんです。

ありとあらゆる角度から、

ああでもないこうでもないと「多面的」に考えるクセ

が付きましたように思います。

 

多面を一面でとらえるとは?

 

そして、「多面的」思考法が進むと、

多面を一面で捉え直す『展開視思考』

が身についてきました。

その『展開視思考』とは、以下のようなものです。

  1. 『箱』は一度に見える面は、三面までしか物理的に不可能
  2. 見えた三面以外の面を見るには、回転させる必要がある
  3. 一度に六面を見るには、『箱展開させなければならない
  4. 展開図を俯瞰して見ると、結局は六面は一面となる
  5. 展開して初めて気付くことは、六面ではなく裏面合わせて十二面あること

 

このような思考で物事を考えていくと、

多面的に見えていたものが結局は一つの事象

であることに気づいたり、

良いと思っていたことがその裏側にはとんでもない悪が潜んでいる

ことに気づかされるようになりました。

 

そして最終的には、

あらゆる物事は良い面と悪い面、二つで一つ

なんだなぁ、ということを悟るようになるわけですね(笑)

 

頭の中だけでの情報を、

現実のものとして置き換えて考える訓練

このようにして身についてきた訳ですね。

そうなのです。『訓練』なのです!

 

自分で考えられない子どもたち?

 

親御さんの中には、

「子どもたちが、自分で考えて動いてくれないのです。

というご相談を受けることがあります。

ですが、そもそも

自分で考えるように

いつも自分で何でもやらせていますか?」

と伺うと、

「うぅ、私が何でも先回りしてやってしまってます。

だってそのほうが早いですし。。。」と。

 

これが続くと、最終的には

『自分で考えるってどうやるの?』

という考えること自体が分からないという子どもたちが

育っていきます。

やりたいことも自分で分からない、

何が向いているのかも分からない。

当たり前ですよね、自分で『選んでいない』のですから。

自分の頭で考える『訓練』をしてきていないのですから。

 

『つばさ』は、

「先生、自分の力で解けるようになるにはどうすれば良いですか?」

この言葉を生徒たちから引き出すため、

一人一人に最善の方法を指南する塾です。

自分に最適化された学習の『質』が、

圧倒的な『量』を決定し、

『量』に裏打ちされた修練が、

盤石の『学力』を決定します。

 

子どもたち自身が、

自分の人生を自分の頭で考え、

自分に問い立て悩み、

試行錯誤しながら

『一人でできるようになる、

転んでも起き上がれるようになる、

自分の歩みを自分で選べるようになる』ことを、

ゴールと考えて指導する日々です。

ちゃん♪ちゃん♫

 

たろー
たろー
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