『読解問題を突き詰めると!?』
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昨日、授業の中でこんなやりとりがありました。
国語が苦手とのことでつい先日ご入塾になった生徒さんです。
新学年に進級後の実力テストにて
国語で30点台を取ってしまったと報告を受け、
体験から英語をメインで指導していましたが
初めて国語の本格的な読解指導を開始しました。
国語が苦手、そして読解問題が苦手
という生徒たちの多くは、
じゅくちょーの読解テクニックを指導しても
ほとんどの場合指導した通りのことができません。
おそらく、じゅくちょーの言っていることも
実際はよく分かっていないのでしょう。
ですから、問題の指示や意図に関しても
見ていないのか見えないのか、
読めていないのか読めないのか、
テクニック以前のところから指導しなくてはなりません。
ですが、この生徒は違いました。
指導したことは全てできており、
なおかつ見事に全問正解ということになったのです。
このことから、この生徒の国語読解の課題は
「解き方を知らないこと」
にあったと言えます。
ですが、国語読解を突き詰めて考えてみますと
結局のところ1つの着地点に落ち着きます。
それは、
『設問で問われていることに対して、根拠をもって答える』
ということです。
そう、しごく当たりまえのことでしかありません。
ですから、
『設問で何が問われているのかを
徹底的かつ慎重に把握するために、
線を引いたり印をつける』
のは当たり前です。
そして
『答えを書く際には、
それがどこに書いてあるのかを分かるように、
線を引くなり印をつける』
という、「根拠の提示」も当たり前ということになります。
その生徒にじゅくちょーは聞くわけです。
「今まで、こうやって国語の読解は解くって
指導されたことがあった?」
「いいえ、初めてです。
でも、教えられた通り問題を読んで
答えを探しみてみると、
国語って本文中に答えがあるんですね。
知らなくても大丈夫なので楽ちんです。」
と(笑)
この生徒の語ったことが、本当に全てですね。
国語読解で限定すれば、
本文中に答えの根拠があるわけですから、
読めばそこに答えがあるのです。
難しいはずはありません。
答えの正しい見つけ方や根拠の指し示し方、
そして答えの書き方を知ってしまえば
小学生でも中学生でも高校生であっても、
解き方・考え方は同じというわけですね。
ちゃん♪ちゃん♫
学校