学び方

学習成果を向上させる当たり前の習慣!?

 

じゅくちょー
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本日の雑談は、こんなこと!

今日のお品書き

『学習成果を向上させる当たり前の習慣!?

 

大学入試共通テストまで、あと269

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2022年で、塾講師となり20年が経ちました。

これまで数多くの生徒たちの指導をし、

さまざまなタイプの生徒たちと出会いました。

 

すごい勢いで伸びる子。

じわじわと伸びる子。

なかなか伸びない子。

全く伸びない子。

本当にさまざまでした。

 

ですが、やはりというべきなのか

伸びる子と伸びない子には、

決定的に違う頭の使い方や

思考習慣というものが見て取れます。

 

手帳指導をしていても、

その思考習慣が明らかに出てきます。

それは

『「思い出そうとする手がかり」を

作り出そうとしているかそうでないか』

だということに気づきました。

 

具体的に例をあげてみましょう。

例えば、手帳にて学習計画を立てる場合に、

「伸びる子」の特徴としては

  • 具体的な取り組む単元を書いてくる
  • 自分の苦手な部分を書いてくる
  • 取り組んだ内容から、ポイントをまとめて書いてくる

などが挙げられます。

 

面白いのですが、上記のことを

言われずに書いてくる子でなければ

伸びる子の傾向に当てはまりません。

逆に、そのような子に上記のことを書くように指導しても

伸びない子たちは、なぜ書く必要があるのかという

「理由を考えない」ので作業で終わります。

 

伸びる子たちは、無意識で

「自分が思い出すための手がかり」

作り出そうとしているのです。

 

伸びない子たちの特徴として、

自分が学んでいる・演習している単元の

「名前」も意識せずに解いていることが多くあります。

では、その単元が解き終わり次の問題演習で出会ったときに、

どのように「注意点や特徴」を思い出すのでしょうか?

 

「あ、これは進行形の文章だな。

『〜している』の『てい』があるもんな。

ってことは、進行形の作り方のポイントとして

主語+be動詞+〜ing形で作らなきゃだな。

主語が三人称単数だから、be動詞は “is” か “was”

『〜していた』になってないから、よし “is” だ。」

 

おそらく伸びている子たちの思考は、

このような論理的な思考の流れを

一瞬のうちに思い巡らせて答えを作っているのでしょう。

 

青色の下線部が、単元ごとのポイントの紐付きです。

黄色の下線部が、英文法に取り組む上での絶対注意点です。

答えを判断する根拠やチェックポイントが

「名前」で紐づいているからこそ

正確でスピーディーに解けるようになっていきます。

 

普段の学校の学習の中においても、

キーワードが耳に入れば

それに紐づいた関連知識が思い出されるように

仕向けているとも言えます。

 

時を表す条件副詞節は、全部で10個だったな〜。

  1. when
  2. if
  3. before
  4. after
  5. until
  6. unless
  7. while
  8. as soon as
  9. by the time
  10. the moment

よし、覚えてる!(この間数秒)」

 

単元ごとの全体概要を数字で思い出せるようにし、

その確認を数秒間の間に自分にテストをして

無意識的に何度も反復演習している場合もあります。

 

ですので、あまりガリガリ学習に取り組んでいるように

一見して見えないタイプの生徒たちの多くが

当たり前のように一瞬でできることを

みんなと同じ時間を過ごしている間に

何度も何度も何度も何度も

「思い出すというテスト」

を繰り返しているのです。

 

さぁ、机に向かっている時間だけが

学習時間というわけではないということが

お分かりいただけたでしょうか?

 

思考習慣を少し変えることで、

学習成果を飛躍的に伸ばすことが可能ということです!

あとは、「やるか、やらないか」!

いつの時代も、どんな分野においても

結局はおなじですよね〜。

ちゃん♪ちゃん♫

 

たろー
たろー
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