『さぁ、入試の内容は!?』
高3生の、広島大学の合格の連絡を受けたお昼間。
うぉー、と叫ぶじゅくちょー。
気にかかるのは高校入試の問題レベルです。
16時過ぎに、中3生から連絡をもらいます。
「数学がとにかく難しかった」と。
問題を見させてもらって、
ちょっと衝撃が走りました。
全国的な数学の難化傾向をお伝えしておりましたが、
それにしても徳島、尖りすぎな気がします。
大問2は、時間内で答えにたどり着ける生徒は
高校数学の確率をマスターしているか、
中学受験で面積図を使って考える癖を持っているかの
どちらかだと感じます。
最後の問題も、
前の問題の流れから補助線をどこに引くかと
xをどこに置くかに気付けるかどうかの問題でした。
正直、限られた時間ということを考えると
かなり難しいと感じますね。
英語も、英作文がかなりのエグさでした。
あんなの日本語でもなかなか書けないでしょ、と。
もちろん、本文中のヒントをもとに
英作文を書けばいいのですが、
それでも
「どんな人にも快適な学校へと変革するために
どんなことが自分にできるかアイデアを書け」
という内容は、かなり厳しいものがあると思います。
そして、その他の長文に関しても、
共通テストよろしく、
複線型読解がかなり多かったです。
一部だけ見れば解けるという問題ではなく、
さまざまな部分に目を通して根拠を見つけ、
答えに辿り着くという形式のものでした。
難しいというよりも、共通テスト同様に解くのが面倒!
国語も、解答まで一筋縄でいかない問題が多く、
かなり時間をロスさせられる形式の問題でした。
最後の作文の内容も少し書きづらく、
学校で総合の時間に地方創生などのことに
取り組んでいれば少しはマシになったかもしれません。
社会は比較的まだマシだったと感じます。
理科も、基礎学が難しくなっていることもあり
まぁそんなもんかな、という雰囲気です。
それでも両教科とも「読ませる文量」が
多いのは顕著でしょうか。
明日は、面接試験です。
生徒たちは気持ちの切り替えをして、
練習どおりの自分を披露してもらいたいですね。
ちゃん♪ちゃん♫
学校