今、受験真っ只中の皆さんは、
「将来何になろう？！」
「自分に向いていることは何だろう？！」と
考えること機会が増えてきたのではないでしょうか。
なぜなら、学生の時は
将来になりたい職業から
学部や大学を選ぶ人が多いからです。
先生になりたいなら、
教員免許が取れる教育系の大学へ
機械をいじるのが好きだから
工学部へ
そういう風に進路を決めている人が
多いのではないでしょうか？？
もちろん、
その決め方は間違ってはいません。
でも、将来の夢がない人は？
今の時点でなりたいものが決まっていない人は？
どうすればいいのでしょうか。
私は、大学受験をしたとき
教員になりたくて大学を決めました。
しかし、入学をして
いろんな人たちと出会い、
さまざまな現場へ足を運ぶことで
教員だけが全てではないなと気づくことができました。
（回り回って、今は教育分野で働いているので不思議ですが。。。笑）
進路を途中で変更できたのは、
総合科学部という特殊な学部だったからでしょう。
他の職業を躊躇せずに選択ができました。
遅かれ早かれ、
いつか自分の進路に悩む時がきます。
それが、今なのか
大学に進学してからなのか、
30、40代なのかは分かりません。
そんな時に、少しでもヒントになればと
自己分析の方法をご紹介します！！
少し前に、「日曜日の初耳学」という番組を見ていた際に
USJの立て直しにも尽力したマーケターの森岡毅氏が
ゲストで出演されていました。
そこで、私にビビッと刺さった
言葉がありまして。。。
それは、
「やりたい事は、動詞（行為）から探す」
例えば、カバンが好き（名詞）ではなく
カバンをデザインするのが好き（動詞）
→デザインセンス、クリエイティビティ
このように、属性的な強みから
やりたいことを見つけるということです。
人は、得意なことがないのではなく
“得意なことが分かっていない”のだと。
すごく、しっくりきた言葉でした。
今まで、「自分には何ができるんだろう」と
ずっと考えてきましたが、
「自分は何が好きなんだろう」と
本質的には考えられていなかったように思います。
そこで、森岡氏が示す
自己分析の方法を調べてみました。
まず自分自身の「個性・特徴とは何か」を
自己分析してみること。
そのためには、人生の中で、
自分がどんな行動をしているときにうまく行き、
それを「好き」と感じてきたのかを、
「動詞」の形で書き出してみる。
できれば100個くらい挙げてみましょう。
好きな行動を書き出したら、
次に、それらを仕分けします。
そうすると、例えば、問題を解いたり、
計算をしたりするのが好きな
「T（Thinking思考タイプ）の人」、
人と会ったり、話をしたりするのが好きな
「C（Communicationコミュニケーションタイプ）の人」、
自分で物事を決めたり、人の世話をしたりするのが好きな
「L（Leadershipリーダータイプ）の人」といった
類型に分けることができ、
どんな個性・特徴があるのかが見えてくるとのこと。
自分自身の個性・特徴がわかれば、
自分自身の強みもわかってきます。
例えば、「Tの人」なら思考力を活かせる仕事
（例えば、研究職やコンサルタント）、
「Cの人」なら対人能力を活かせる仕事
（例えば、営業職やPR）、
「Lの人」なら持ち前の統率力を活かせる仕事
（例えば、経営者や管理職）といった具合に、
自分に向いた職業のヒントになるかもしれません。
私も実際に50個、
書き出してみました。
分類できるものを上の3つに分けてみると
T（Thinking思考タイプ）：17
C（Communicationコミュニケーションタイプ）：19
L（Leadershipリーダータイプ）：5
こんな感じになりました！！
2系統に大きく分かれましたね。笑
私は思考するタイプではあるものの、
1人で全部やりたいというよりは
自分で考えたものをみんなで持ち寄って話し合うことで
何かを作り上げたいタイプのようです。
また、人の違いに興味があり
誰かのために動くことも嫌いではない様子。
こうみてみると、
なんだか恥ずかしいですね。笑
さて、私はどんな職業に向いているのでしょうか？
どうやったら人が楽しく、生き生きと出来るのか
どうすれば人と人が繋がれるのかを考えることで
自分の得意をいかせるのかもしれません。
また、それを仲間と考えることができれば
さらに良し！！ということが分かりますね。笑
ぜひ、皆さんも実際に出してみてください！！
今すぐに役に立たなくても、
自分を知るための一歩としておすすめです！！
