基礎学まで、あと2日
いよいよ、勉強も大詰めです!!
今日は、中3生の国語の対策プリントを
丸付けする機会が多かったのですが、
そこで、慣用句が出てくる問題がありました。
平成二十七年度 第二回基礎学力テスト 国語
2:本文中の__に入る慣用句として適切なものを次から選びなさい。
「みじめでちっぽけな自分と向き合い、
__ような毎日はきっと人生に必須の科目なんですね。」
ア 砂をかむ イ 胸をこがす ウ 峠をこす エ 雲をつかむ
皆さんは分かるでしょうか?
正解は「ア 砂をかむ」です!!
これは、それぞれの慣用句の意味を知った上で
文脈に合ったものを選ばないといけません。
ア:砂をかむ『味わいや面白みがないことの例え』
これは、よく「悔しくてたまらない」といった
間違った意味で使われることが多いようです。
イ:胸をこがす『思いが募ってわずらう』
これは、胸が苦しくなるぐらい思いが募る様子を
表しています。
ウ:峠をこす『ものごとの一番盛んな時、また、一番難しい時が過ぎること』
よく、医療系のドラマのセリフで
危険な状態が過ぎたことを指して使われることが多いです。
エ:雲をつかむ『話が漠然としていてつかみどころがないさまのたとえ』
これは、つかみどころがない時に
多く使われますね。
丸付けした生徒さんは、
二回連続で間違い。
理由を聞いてみると、
「どの選択肢も聞いたことがない」との答えが!!
私は、ドラマのセリフや曲の歌詞で
聞いたことがあるものばかりで
イメージはしやすいのですが。
聞き馴染みすらなければ、
答えを選ぶことができませんよね。
ではどうすればいいのか。
今からでも、一つひとつ理解をして
語彙を増やしていくしかありません!!
直近に迫る
第三回のテストに出ないとも限らないので
今からでもできることはしていきましょうね!!