本日は、京都での勉強会について
振り返って行こうと思います!!
京都のまちなかで
今回参加させていただいた
勉強会とは、
幼児教育会のレジェンドである
諌山先生が開催されています。
諫山先生は、徳島にもゆかりのある
小林茂広教授から指導を受け、
34年間に渡り実践と研究により
幼児教育の指導を続けられています。
今回、私は『つばさ』の幼児教育部門を
担当するスタッフとして
基礎を学ぶために参加しました。
もともと、教育系に進みたいと
大学に入学したものの、
たくさんの人たちと出会い
必ずしも教育分野だけに縛られなくても良いなと感じて
社会人1年目にはNPOの支援センターに就職しました。
そして、巡り巡って
もともと夢だった教育系の仕事に
今は就ています。
しかし、教務の経験はほとんどないため、
今回の勉強会でたくさんの学びがありました。
その上で、
「なぜ幼児教育が必要なのか」を
改めて考えさせられました。
“幼児教育”の意味とは
“幼児教育”と聞くと、
幼稚園や小学校で学ぶことを
先取りして教えるというイメージを
持っている方も多いのではないでしょうか?
私も『つばさ』にきて勉強する前は、
“幼児教育”は周りの子供たちよりも
早めに計算ができるように、
漢字が読めるように、
学力をつけさせようとしている
イメージがありました。
ですが、今回学んだ“幼児教育”とは
私が想像する勉強とは
違っていました。
読み書きの練習や計算の演習ではなく、
数理色板(色付きパズル)と
つみきを使った
数と図形の融合学習だったんです。
紙に図形が書かれており、
その図形にぴったりと合う
パズルやつみきを重ね合わせる学習。
これだけ聞くと、
簡単そうに思えるかもしれませんが、
これがまた難しくて。笑
知識がある
勉強してきた
そういうものとはまた違った
思考を使っていきます。
ですので、大人だから
簡単にできるという訳でもなく
参加者みんな苦戦をしていました。笑
「科目の勉強じゃないなら、
テストの点数も上がらなければ
意味がないのでは」
と、考える方もいらっしゃるでしょう。
私も何も知識がないときには
そう思ってしまっていました。
では、なぜ“幼児教育”が
必要なのでしょうか??
物事を考える際に必要な力は、
「思考力、判断力」です。
何も考えないで、
何も判断しないで
何かを行うことはできません。
では、科目の勉強で
思考力や判断力は育たないのか、
と聞かれるとそんなことはありません。
課題に向き合うことで
得られる力はあります!!!
では、“幼児教育”と
学校教育は全く別物かと言われると
それも違うと感じました。
あくまでも“幼児教育”とは、
今後の人生(学校教育)で学ぶ
物事を考えるための
「思考力や判断力」。
それを身につけるための
土台部分を作ることなのです。
学校の科目を勉強するときに必要な
「思考力や判断力」を身につけるための
前段階で必要なステップであるということが分かりました。
これがなければ、
今後、とてつもないスピードで
変化していくこの世の中に
対応できなくなってしまうのではないでしょうか?
先日もブログでお伝えしましたが、
知識を暗記していくだけの勉強では
通用しなくなっています。
考え、判断し、表現する
これが必要なのです。
そして、その力を小学校に上がって
いきなり身につけることは難しいです。
だからこそ、
“幼児教育”でまずは
考えることのできる土台を作り、
今後学んでいく課題に対して
向き合うことのできる状態にしていくのです。
あくまで、今回の勉強会は
“幼児教育”指導の一歩目にすぎません。
今後も勉強会に参加し、
徳島でできることをスピードアップしながら
進めていきます!!!!