今回は、先日行われた
2021年度の第二回基礎学力テストの「社会」の
公民分野について分析してみました!!!
地歴分野はこちらをご覧ください!!!
公民:大問5
大問5では、
公民の問題が中心に出題されています。
(1)は、ここ何年もニュースで取り上げられている
少子高齢化問題が記述式で問われていました。
年金をテーマにした課題でも
よく言われていますよね。
皆さんは説明することができたでしょうか?
また、(3)(b)は
インフォームド・コンセントが問われる問題が
出題されていました!!
上記の問題以外は、一問一答形式で
出題頻度が多い問題ばかりの印象でした。
公民:大問6
大問6では、選挙区の比例代表選挙における
選挙結果をドント式で議席を配分する問題が
出題されていました。
さらに、驚いたのは
(1)(b)の問題。
「死票」「世論」という語句を用いて
小選挙区制と比較した比例代表制の特徴を
記述させる問題でした。
これは難しい。
大人でも書けない方が多いのではないでしょうか?
比例代表制は、小選挙区制と比較して
「死票が少なく、さまざまな世論が反映される」
選挙方法です。
答えを見るとシンプルなのですが、
2つの選挙方法を知った上で違いを
まとめないといけないため
少し難しい記述となっています。
(2)では、
日本選挙の一票の格差問題について。
資料も用意され、
現在の衆議院選挙区における
一票の格差が何倍になっているかを問われる
穴埋め問題がありました。
資料を見て計算するのもよし、
ニュースなどでも放送されているため
知識でも正解できる問題でした。
答えは2倍でしたね!!
選挙区の区切りを見直した現在でも
2倍を超えてしまっているのが現状です。
(5)の問題では、
法律改正の目的が問われる問題でした。
政府がどのような意図で
法律改正しているのかを分かっている場合は、
簡単に答えを導き出せたのではないかと思います。
総評
今回から基礎学テストに出題された
公民分野。
記述の問題は少し難しいレベルでしたが、
一問一答形式の問題はそこまで
難しすぎる問題ではなかった印象でした。
ただ、勉強が間に合わず、
歴史は得意なのに公民ができなかったという風に
分野の偏りがでた生徒さんも多いのではないでしょうか?
第三回の基礎学テストも
もちろん地歴公民の3分野が出題されますので
きちんと対策するようにしておきましょう!!
まだまだテスト返却は続いているので、
皆さんの点数を楽しみにしています!!!