本日改めて、
共通テストとセンター試験の違いを
知る機会がありました。
私がセンター試験を受けたのは、
2015年の今から6年前です。
私の中学時代から少しずつ補助教材が導入され、
ゆとり教育から脱しようとする
傾向がありました。
そんな中、私は文系科目での受験をしましたが、
各科目の難易度でいうと
国語、英語のリスニングは
例年よりも易化しており、
現代社会、数I ・A、英語は同レベルでした。
日本史、生物基礎は例年よりも
やや難しかった印象があります。
私たちが受験した中で特徴的だったのは、
数Ⅱ・Bが難しかったこと。
なんと平均点が39点しかありませんでした。
これにより、元々数学が苦手だった層と
得意な層との差がそこまで大きく開かなかったようです。
また、理科の生物基礎と地学基礎では
新課程の分野も入っており、
出題範囲も幅広く出ていました。
そんなことを思い出しながら
共通テストの方針を聞いていると
明らかに私が受けた時代とは
大きく変わっている点がありました。
それは文章量です。
問題文も長くなり、
ただ文章を読んで解くだけでなく
図や写真、イラストを交えた資料を読み取って
問題を解いていく力が必要になります。
私が経験した試験の時間配分では
全く足りません。
また、驚いた点として
英語のセンター試験に出ていた
英単語の発音・アクセント・文法問題がなくなり、
読解問題のみになったということです。
今までは、その問題があることで
対策を強めていた
単語の暗記や文法の理解に
手を回さない生徒さんが出てくる可能性があります。
しかし、共通テストに出題される
読解問題には必ず単語の知識や
文法の理解が必須になってくるので、
時間をかけて学ばないといけない
ポイントであることに変わりありません。
当時を思い出しながら感じていたことは、
過去問を解いての対策ができないのは
とても心細いだろうなということです。
私の時は、かなりの過去問がありました。
基礎ができれば、
ひたすら演習を重ねていくことで
自信がついていました。
試験内容の変化は仕方ありませんが、
当日に後悔ないぐらい向き合えたと
生徒さんが思えるサポートをしていきたいと思います。
そのためには、
6年前から止まっている受験情報を
更新していきます!!!