解いたの、何年度分！？

 

 

 

第一回基礎学まで、１週間を切り

あと６日と迫ってきました。

中３生たちの毎日の過去問演習にも

こちらの採点にも熱がこもります。

 

そんな中、圧倒的に問題数をこなす者もいます。

塾内でストックしている第一回の基礎学の過去問を

全て解きあげ、第二回の過去問にまですでに

突入している生徒です。

 

古いものも入れれば、10年以上は問題のストックがあります。

その中でも最近の傾向に則した年度の問題だけピックアップし

各教科10年分ほどは解いていますから、

ざっと過去問演習だけで50回は解いてきたでしょうか。

 

１日の学校の授業が終わり、そして塾にお越しになり

血の滲むような演習の毎日。

疲れもあるでしょう。

集中力も切れることもあるでしょう。

国語ではマレに90点を切ってしまうときもあります。

ですが、その他の教科では90点を下回ることの方が

珍しい状態にまで仕上がってきました。

 

他の生徒たちも、自分の取り組むべき課題の多さに

一種の絶望感を感じながら、これが受験の大変さなのだということを

実感しながらも一歩一歩前に進んでいっています。

現状で頑張ることができないものに、

本番で結果を出せるはずもありません。

 

たかが受験、されど受験。

勉強ごときに人生は左右されませんが、

勉強ごときで結果も出そうとしない者に

世間は期待も信頼もしないのが今の社会です。

勉強という努力で必ず結果が出るものですら結果が出せず、

努力が報われないことの方が多い社会の取り組みで

結果を出せるということの方が難しいのです。

 

開業して３年になりますが、

塾業界は安易に参入する方も多いのも事実です。

ですが、撤退も早い業界でもあるのです。

 

じゅくちょーには学歴はありません。

通信制の受験もない大学卒のヘタレです。

センター試験すら現役時には受けていません。

ですが、講師になってからの努力は

なかなか上回れないであろうほどのことを

やってきた自負があります。

 

下積みで１５年。

通信制の大学に通いながらの塾講師という二足のわらじ。

認定心理士という資格を取得して、

本職のカウンセラーの方々よりも

圧倒的な子どもたち親御さんたちとの面談経験も重ねてきました。

 

努力は報われないこともあります。

なぜ自分だけが、と打ちひしがれることもあります。

ですが、努力は無駄には決してなりません。

受験を経て得た、努力値という積み重ねは

何かしら形となって現れるのです。

そのときに、常に備えておくことが肝心なのですね。

この時期の生徒たちの姿に、

じゅくちょー自身が励まされるような思いです。

 

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