『メンタリストDaiGo氏の発言に思うこと!?』
大学さ入試共通テストまで、あと153日!
公立高校入試まで、205日!
このお盆期間中に起きた大炎上懸案。
メンタリストDaiGo氏の「命の軽視」発言です。
ご存じないかたのために、以下に発言内容の抜粋を。
問題となったのは、8月7日のライブ配信の中に
視聴者の質問に答える形で言及した発言です。
記事はここから。
ホームレスの人について
「自分にとって必要のない命は僕にとって軽いんで。
だからホームレスの命はどうでもいい。
いない方が良くない?
邪魔だしさ、プラスになんないしさ、
臭いしさ、治安悪くなるしさ。
もともと人間は自分たちの群れにそぐわない、
群れ全体の利益にそぐわない人間を処刑して生きている。
犯罪者を殺すのだって同じ」
生活保護受給者に対して
「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」
「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない。
猫は生きてれば僕は癒やされる」
あなたは、どうお感じになりますか?
社会は多様性を重んじる流れてなってきています。
それは少数派の意見も受け入れるということを指します。
ということは、このDaiGo氏の意見も受け入れるということになるのでしょうか?
「みんな違ってみんないい」
この言葉は耳触りは非常にいいように感じます。
憲法には、12条・13条・22条・29条に
「公共の福祉に反しない限り」という条件で
・基本的人権
・国民の権利
・経済的自由
・職業の自由
・財産権
などを規定しています。
本日は、8月15日。
終戦の日です。
戦後アメリカ主体で作り上げられた日本国憲法。
一言一句、76年間変更のない憲法。
1945年以降、世界各国では時代に合わせて憲法を修正し続けています。
アメリカは、6回。
カナダは、19回。
ドイツは、59回。
フランスは、27回。
イタリアは、15回。
オーストラリアは、5回。
中国は、9回。
韓国は、9回。
先人の日本の先輩方は、今の日本の現状をご覧になり何をお感じになるのでしょうか?
あげ足とりと不祥事弾糾、問題糾弾と表現の自由という名の人権軽視。
「こうすれば、もっと良くなるよ」
という建設的な声はメディアには挙がらないのでしょうか?
翻って自分はどうなのか?
生徒たちに「だったらこうしてみれば?」という
前向きな改善案を示せているだろうか?
自分の中にもある気付いていない差別心はないだろうか?
自分に関わりのない人や事柄に足して
無関心という最悪の差別をしていないだろうか?
終戦の日。
先輩たちの墓前で、
これからの日本を憂いるじゅくちょーなのでした。