『同じミスを繰り返してしまう原因とは!?』
大学さ入試共通テストまで、あと172日!
公立高校入試まで、224日!
世界のトヨタの真髄は、
その業務に対する徹底した「改善」
にあると言われています。
今では、「kaizen」として
そのまま英語になっているほどです。
同じミスを繰り返さず、
ミスをミスとして受け止めず、
改善の機会だとして「よりよく」していく
チャンスと受け止める。
トヨタにとって、「改善」は会社経営の根幹となっています。
創業期からの価値観は、現在の従業員に受け継がれ
行動規範として「トヨタウェイ」にまとめられています。
「知恵と改善」と「人間性尊重」。
これらが2本柱として明記されるほどです。
「無限の可能性をもっている人間の力を最大限に活かすには、
知恵を絞って現状を常によりよい方向に改善しよう」と
この理念を元に世界のトヨタと言わしめるほどの
成長を遂げていったのです。
翻って、生徒たちのミスに目を向けてみましょう。
同じミスを繰り返すその姿には、共通項があります。
- ミスを深刻に捉えていない
- 自分のミスを自分で把握していない
- ミスの原因を分析しない
- ミスを繰り返さないという意識がない
- ミスを生ないために具体的な知恵を絞っていない
など
その姿には「丸がつけばいい」という
短絡的な姿勢が見受けられます。
もちろん、得意なことを伸ばすことの方が
大事である場面もあることでしょう。
しかし、こと学習においては
どうしても解けない・できないことではないにもかかわらず
単純なミスで点数を落としてしまうことが
かなりの割合で出てしまっているのではないでしょうか?
テストという限られた時間の中では、
ベストの状態を発揮することは難しかもしれません。
ですが、テストの状況は前もって分かっていることであり
そのための対応をしないことの方が問題なのです。
常に本番を想定し、時間も意識しながら
もしこれが本番だったらという気持ちで臨む。
この繰り返しが、オリンピックメダリストのような
逆境に強くここ大一番で力を発揮できる土台を
形作っていくのでしょう。
取り組むのは、以下のこと。
- ミスを深刻に捉える!
- 自分のミスを自分で把握する!
- ミスの原因を分析する!
- ミスを繰り返さないという意識を持つ!
- ミスを生ないために具体的な知恵を絞る!
100%ではないにせよ、
以上のことでかなりの割合でミスを減らすことができるでしょう。
そして、このスキルは受験で学び取ることができる
社会に出てからこそ大きく生きる力となるのです!