『発音、してますか!?』
大学入試共通テストまで、あと233日!
公立高校入試まで、286日!
不思議なことに、英語の学習をする際に
全くと言っていいほど発音をしない子がいます。
言語を学ぶ上で効率の良い学習を考えると、
発音をすることは非常に重要だと思うのです。
日本語と違い、英語は表音文字です。
文字で発音を表す言語という意味です。
日本語はひらがなは表音文字ですが
漢字に関しては表意文字となっています。
「漢」がなぜ「かん」と読むのかというには
例外もありますが、「そういうものだ」と
覚えるしかありません。
ですから、そもそも漢字を習得するのは
非常に難しいという性質があります。
英語は発音さえわかれば、
ある程度は文字は書けるようになりますから。
ということは、英語は「まず発音ありき」であり、
発音ができれば、英単語の文字に関しては
ある程度は書ける言語ということになります。
したがって、英語習得を効率よく進めるのであれば
発音と文字の関係(=フォニックス)を身につけることが
最優先ということになるでしょう。
高校生の定期考査にも、発音問題が出題されています。
ですが、高校生たちは発音記号も習得できていない状態の生徒も多く
学校でもほぼほぼ指導をしないとのことでした。
読むことさえできれば答えがそのまま書いてあるような問題を
自分を苦しめるような頭で覚えこもうとする学び方を選択し、
点数に繋がらない学習方法になってしまっている子が多くいるのです。
発音がまず第一に身につけて欲しいことであり、
そのことができれば楽に身につくことは
英語においてはかなり多くあります。
赤ちゃんに、言葉を教えるときに
まず文字を指導する人がいるでしょうか?
まずは聞いて発音してみること。
これが言語学習においてのスタートですよね?