『自学できる子どもの親の持つ習慣とは!?』
大学入試共通テストまで、あと235日!
公立高校入試まで、288日!
少し古いデータとなってしまいますが、
H28年に総務省が実施した社会生活基本調査の結果です。
端的に、日本人の社会人は平均して1日6分しか
学習時間をとっていませんよー、というデータです。
アナタはこのデータをどうご覧になるでしょうか?
「あ、ヤバい。自分のことだ。。。」
とはなっていませんか?
データを見てみると、実に集計した社会人の95%が「0」分と
答えているのです!
子どもたちも朝早くから起きて、
学校で毎日約8時間を過ごしています。
親御さんもお勤めに出て毎日約8時間を
職場でお過ごしになっていることでしょう。
子どもたちは帰宅をして、
まず宿題という学校外での学習に取り組みます。
では、親御さんたちはどうでしょうか?
帰宅してまず机に腰をかけ、
仕事の残りや自分の学習に時間を注ぐでしょうか?
子どもと親も、内容は置いておいて
毎日8時間の学習と仕事に勤しみ、
その後に子どもたちだけが学習に取り組むのは
不公平はないでしょうか?
そして一方的にキツい言葉を投げかけて
「勉強しなさい!」はちょっとひどいですよね?
子どもによっては、学校生活を過ごすだけで
キャパオーバーになる子もいることでしょう。
じゅくちょーの次女などは、
おそらく学校の生活だけで一杯一杯です。
それでも、自宅に帰ってから宿題と
自主学習に取り組むのですから大したものです。
先日、東大生の親御さんは子どもに対して
「勉強のことはあまり言わない」
というアンケート結果のことを書きました。
では、どんなことを親御さんたちが行っていたかというと
「親が学ぶ手本となること」
というごく単純なことだったそうです。
「学ぶ」の語源は、『まねる』です。
子どもたちに学ぶ姿勢をまずは見せることで、
学ぶことが家庭の中で「当たり前のこと」として
手本を見せることが肝心だということなのでしょう。
じゅくちょーも、子どもたちには勉強を教えるということは
全くと言っていいほどしません。
代わりに、子どもたちが自主勉をするときには
同じリビングの机に座って調べ物をする、ブログを書く
本を読む、などの何かしらの学びをするようにしています。
学んで欲しいことは、まずはまねて欲しいこととして
手本を見せることが一番楽ちんに子どもたちに伝わります。
子どもたちに投げかける言葉もそうです。
投げかけている言葉が、そのまま子どもたちにまねて欲しい
言葉使いになっていくのです。
子は、親の鏡とはよく言ったものですね。