じゅくちょーの雑談

国語の重要性とは!?

 

じゅくちょー
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本日の雑談は、こんなこと!

今日のお品書き

『国語の重要性とは!?

 

大学入試共通テストまで、あと238日!

公立高校入試まで、291日

 

毎回の授業で、全生徒が国語から授業に入ります。

小学生たちは辞書引きワークを通して

言葉を調べる習慣と語彙を増やす課題をしています。

中学生たちは、かなり骨のある読解教材にて

「読み方」を習慣化させるワークを。

高校生たちは、国文法を通して

古典の理解の助けとなる土台づくりを。

 

特に例年、徳島の高校生たちは

古典で悲鳴をあげる子たちが多くなる傾向があります。

それは、高校受験においては国文法はおまけ程度になっているからです。

大阪の公立高校入試の問題では、

国文法のウエイトは多くあるので

その対策も重点的に行われるのが証左でしょうか。

 

そのため、高校の古典のスタートは

「国文法は中学校で習っているから大丈夫だよね」

というペースで授業が進みます。

未然・連用・終止・連体・仮定・命令。。。

これが何を指すのかさえもあやふやな生徒が

古典文法の説明をされても分かるはずもなく、

そのうえ助詞助動詞の違いになれば

チンプンカンプンとなってしまうことでしょう。

 

幸いなことに、中間考査を終えた高校生たちから

「古典ができなかった」との声は挙がっておらず、

ホッと一安心といったところでしょうか。

 

また、中学生たちも国語の問題の解き方が習慣化してき始め、

問題の問われている部分にチェックを入れるという

具体的な習慣が身についてきます。

ですが、国語ではない問題を解いているときに

問われていることに注意を向けられず

問われていることに答えていないというミスがちらほらと!

 

じゅくちょーからの、

「だから言わんこっちゃない」

が生徒たちに鋭く突き刺さっております(笑)

 

問題は、言葉で書かれて出題される以上

問われている言葉を正確に理解できなければ

問題を解く以前の話になってしまいます。

ちょうど以下のような問題でしょうか?

濃度20%の食塩水が400gある。

そこに、濃度40%の食塩水を600g足すと、

その食塩水の濃度は何gとなるか。

 

この問題を見て、考え始めるならば

危険信号発令ですね!

問われている言葉は、

「食塩水の濃度は何gとなるか」

となり、「%」ととは書かれていません。

問題自体がおかしいと気づくことが大切です。

もっと化学的に言うならば、

食塩水はよっぽどの状態にしない限り

濃度は30%を超えません。

 

このような現実世界に紐づいた思考が必要になってきているのが

現代の受験における学力です。

たかが受験と言えた時代から、

受験の過程の中で得られるものが

現実社会で生きていく上で重要なものになりつつある

のかもしれませんね〜!

 

たろー
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