じゅくちょー
本日の雑談は、こんなこと!
今日のお品書き
『使い捨てカイロ、その後どうしてますか?』
大学入試共通テストまで、あと259日!
公立高校入試まで、312日!
中学理科で実験問題で頻繁に出題される
カイロの発熱反応の問題。
カイロの中には何が入っているか
知っていますか?
そもそも、なぜ熱が発生しているのでしょうか?
化学的な話になりますが、
「鉄」が「酸化」するときに「熱」が発生します。
実は、鉄がさびるときには熱が発生しているのですが、
通常のさびる反応はゆっくりですので
あまり熱を感じることはありません。
鉄をかなりの速度で酸化させるために
カイロの中には「水」が入っています。
(活性炭の場合もありますよ!)
ですが、濡れているとは思いませんよね?
そこで利用されているのが、
「バーミキュライト」という観葉植物の保水土と知られている
水を吸収できる働きを持つ人工用土が含まれています。
![](https://tokushima-tsubasa.com/ace-striker/wp-content/uploads/2021/05/カイロの化学反応式-e1620005442867.png)
これが化学反応式となり、
中学生には馴染みがない “mol” という単位が出てきていますね。
高校生から学習する化学の内容となっています。
で、この反応の後に残るものが
「二酸化第二鉄」です。
カイロは普通は不燃物として廃棄されますが
実はこの物質にはある力が眠っているのです。
以下のサイトをご覧ください。
使い捨てかいろの中身を再利用して、
水質改善を促進するためのものへと生まれ変わらせる
企業が出てきたのです。
受験生たちもお世話になっているカイロ。
何かしらの恩返しができれば嬉しいですよね。
この冬、この企業とコラボイベントなどができれば
面白いかも!
水都徳島。
新町川もそうですが、
身近な川が捨てていたものでキレイになるなら
利用しない手はないですものね〜!