『受験は駆け引き!?』
公立高校入試まで、あと46日!
中1中2基礎学力テストまで、あと25日!
大学入試共通テストまで、あと348日!
受験屋さんという仕事を長年してきまして、
つくづく受験というものは「駆け引き」だなぁ、
と感じます。
学生の学習時間は限られているわけでして。
いつから始めておくのか、
スタート前の土台づくりは何をしておくべきか、
学習以前の素養として何を習得しておく必要があるか、
思考力を養うための家庭でできる習慣は何か。
挙げ出したらキリがありません。
そして受験勉強が本格化した場合は、
- どうしたら1点でも多く取れるかという視点を常に持つこと
- 解けそうで解けない難問をどこまで粘るのか考えておくこと
- 潔く捨てて見直しに徹するのか決断すること
- 試験時間の限られたリソースをどう割くのか戦略を立てること
- 最も得点できるかを常に冷静に考える癖をつけていること。
こういった視点を持っていれば、
本番では大失敗はしないでしょう。
ですが意外や意外、このような視点を
受験生は持っていない場合が多いのです。
間違った問題を単純に「ミス」ととらえ、
「なぜ間違ったのか」
「間違う傾向は何か」
「どのような要素が絡むとミスが誘発されるのか」
「ではどうすればそのミスが減るのか」
という改善していくための視点が欠けているのです。
「テストの点数が悪かった〜」
「番数が思ったほど上がらなかった〜」
「凡ミスさえなければもっと取れてたのにな〜」
と落ち込んだりする子は多いです。
じゃあ、点数を伸ばすための努力、工夫は何かしたのでしょうか?
相変わらず、作業のように演習するだけ。
「なぜ、そうなるのか?」
を考えることなく機械的に演習するだけ。
そこまでいかなくても、
相変わらず本文も読まない、
設問も読まない。
同じようなミスが出続けるのは、
「自分のやり方や実力のどこかに改善点があるはず!」
と思って欲しいのですが、
それを改善しようともせずに、
「点数が悪かったぁ〜」って
おかしいとは思いませんか!?
と、疲労困憊でちょっと毒づいてしまった
じゅくちょーなのでした〜(笑)