昨日、リスニングの解説を行いましたので、
本日は文法系問題と、1つ目の長文の解説を。
平均点の情報提供が集まり出しました。
このブログを書いている現段階で4中学。
情報提供、誠に感謝申し上げます!
- 12月の冬休み前に、移転が決定しました!
- 移転に伴い、若干名の生徒募集(現在44名待ち)を行います。
- 来年度の春期講習会からのご入塾のご予約は10名(仮)の予定です。
- 日本史と世界史が大好きな図書館司書さん!一緒にスタッフとして、塾に図書室を作りませんか?
大問4:語句・会話文・整序文の文法問題
例年の同傾向の文法項目問題。
年々難易度簡単になっているように感じます。
(1)の(a)(b)は、語句選択問題。
(a) “You can ( ) a dictionary if you don’t know a word.”
ア ask イ find ウ use エ take
「知らない言葉があれば、辞書を( )ことができるよ。」
もちろん、答えは「ウ」ですね。
(b) “There are twelve ( ) in a year.”
ア minutes イ hours ウ days エ months
「一年には、12( )があります。」
簡単過ぎますね、答えは「エ」。
(2)の(a)(b)(c)は、会話選択問題。
(a) A: Can I see your picture?
B: Sure. Here you are. I took it last week.
A: Wow! It’s a nice picture. ( )
B: I took it at Mt. Asahi. It’s a beautiful mountain.
ア When did you get it?
イ Where did you take it?
ウ Can I use it?
エ Is this our school?
質問に対して、「あさひ山で撮ったのよ。」で答えています。
答えは場所を尋ねている、「イ」です。
(b) A: Look! Harry Smith is walking over there.
B: Harry Smith? ( )
A: He’s one of the most popular musicians in the U.K
ア Do you like music?
イ Is he from the U.K?
ウ What is de doing?
エ Who’s that?
質問に対して、「イギリスで一番人気のミュージシャンだよ!」とあります。
どんな人かを尋ねていますから、答えは「エ」。
(c) A: I like this pizza. It’s very good.
B: I’m glad you like it. ( )
A: No, thank you.
ア Would you like some more?
イ Help yourself.
ウ You can make it easily.
エ May I have some juice?
“No, thank you.” で答えているということは、何かを勧めているはずです。
「もう少しいかが?」の「ア」ですね。
(3)の(a)(b)は、語句整序問題。
両問とも、非常にベタな文法問題でした。
引っかかる生徒も中にはいるかもしれませんが、それでもこれは解けて欲しいところです。
(a) A: How was the trip to Hokkaido?
B: It was great!
I ( ア to イ was ウ happy エ eat ) many kinds of food there.
不定詞の副詞的用法「〜して[形容詞]だ」の表現です。
“I ( was happy to eat ) many ~.” ですね。
(b) A: What do you want to be in the future?
B: I want to be a teacher, but my father ( ア me イ be ウ to エ wants ) a doctor.
不定詞の特殊表現「want + 人 + to不定詞(人に〜してもらいたい(と思う)」ですね。
“want” を見れば、自動的に思考停止で “want to” を書きたくなる人がいます。
だまされませんでしたか?
“~, but my father ( wants me to be ) a doctor.” です!
ここは数学の大問1同様、落とせない部分ですね!
とても簡単です。
大問5:中学生と留学生との対話文(175語)
去年の問題は、106語。
今回は175語と大幅に増えています。
留学生のアンディーが中学生のともこさんに日本の文化、ひな祭りを教えてもらっている内容です。
(1)は、対話が成り立つように、①[ your birthday ]、と②[ your cousin ] を使って、2語の英語を加えて英文を作る問題。
① “[ your birthday ]?” “It’s March third.”
こう来たならば、“[When is your birthday? ]”しかないですよね?
② “[ your cousin ] in another prefecture?”
“No, but she lives in a different city.”
これは、疑問文で2語であるなら限定されます。
答えの文に、”lives” を使っているということで楽勝の問題です。
答えは、 “Does your cousin live in another prefecture?” です。
この(1)は昨年の全く同じ問題形式です。
(2)は、適文選択問題。
「ともこさんとアンディーさんの対話の内容と合うものを選べ。」
ア: Andy and Tomoko were born on the same day in March.
イ: Tomoko’s birthday party and the Dolls Festival are held on the same day.
ウ: Tomoko eats some birthday cake at her party to pray for good health.
エ: Andy has eatenhishimochi at the Dolls Festival in Japan.
青の下線部の部分が内容とは違っています。
答えは、「イ」となりますね。
(3)は、適語記述問題。
91語の短文の中の( a ),( b )に適する1語をそれぞれ記述する問題です。
Hi, Andy. Naoko and I will have have our birthday party next month. Are you free on ( a ) third? If you are free, please come to our party. We are going to hold the Dolls Festival, too. I want to make rice cake with you. I got the recipe from my grandmother. She said, “You can make it easily.” Do you remember the Dolls Festival in ( b )? My cousin will come to the party and show you some pictures of the Dolls Festival in her town. I hope you can come to the party.
( a ) は二人の誕生日ですから、もちろん “March” です。
( b ) は、ほとんどの生徒がだまされた問題でした。
全文にしっかりと目を通していれば、それほど難しくはありません。
ともこさんのいとこの住む同じ県内の別の街では、「夏」に「ひな祭り」が催されると話していました。
そして、上記の黄色の下線部を見てみると、「彼女(いとこ)の街のひな祭りの写真を見せてくれる」とあります。
よって、ここの答えは「summer」で正解になります。
ここまで易しすぎた問題から、急転直下の難易度に切り替わりました(笑)
最後の問題だけが、かなり嫌らしい問題でした。
ですが、ここ以外は確実に取っておきたいレベルです。
とにかく、全文に目を通すという習慣がなければ、
今後もこのような問題に足元をすくわれるかもしれまえんよ!
平均点も出始めた!
現在集まっている5中学の英語の平均点です。
- 67.6点(+6.0点)
- 63.6点(+3.4点)
- 58.7点(+7.7点)
- 57.5点(+4.5点)
- 54.5点(+5.8点)
軒並み、どの中学校も点数を上げてきています。
それほど、後半の長文も簡単だったということでしょう。
明日で、残りの二つの長文分析&解説をしていこうと思います!
ちゃん♪ちゃん♫
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(現在集まっている学校情報:5件<徳島; 城東; 高浦; 川内; 八万>)
※平均点情報は、上記のフォームサイトに記してあります。
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