基礎学力テスト

令和2年度:第二回基礎学力テスト英語の問題分析(2)

 

昨日、リスニングの解説を行いましたので、

本日は文法系問題と、1つ目の長文の解説を。

平均点の情報提供が集まり出しました。

このブログを書いている現段階で4中学。

情報提供、誠に感謝申し上げます!

 

じゅくちょー
じゅくちょー
 どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

  • 12月の冬休み前に、移転が決定しました!
  • 移転に伴い、若干名の生徒募集(現在44名待ち)を行います。
  • 来年度の春期講習会からのご入塾ご予約は10名(仮)の予定です。
  • 日本史と世界史が大好きな図書館司書さん!一緒にスタッフとして、塾に図書室を作りませんか?
 

 

大問4:語句・会話文・整序文の文法問題

 

例年の同傾向の文法項目問題。

年々難易度簡単になっているように感じます。

 

(1)の(a)(b)は、語句選択問題。

(a) “You can (    ) a dictionary if you don’t know a word.”

ア ask  イ find  ウ use  エ take

「知らない言葉があれば、辞書を( )ことができるよ。」

もちろん、答えは「ウ」ですね。

 

(b) “There are twelve (    ) in a year.”

ア minutes  イ hours  ウ days  エ months

「一年には、12( )があります。」

簡単過ぎますね、答えは「エ」

 

(2)の(a)(b)(c)は、会話選択問題。

(a) A: Can I see your picture? 
     B: Sure.  Here you are.  I took it last week.
   A: Wow!  It’s a nice picture.  (     ) 
   B: I took it at Mt. Asahi.  It’s a beautiful mountain.

ア When did you get it?
イ Where did you take it? 
ウ Can I use it?
エ Is this our school?

質問に対して、「あさひ山で撮ったのよ。」で答えています。

答えは場所を尋ねている、「イ」です。

 

(b) A: Look!  Harry Smith is walking over there. 
     B: Harry Smith? (     )
     A: He’s one of the most popular musicians in the U.K

ア Do you like music?
イ Is he from the U.K? 
ウ What is de doing? 
エ Who’s that?

質問に対して、「イギリスで一番人気のミュージシャンだよ!」とあります。

どんな人かを尋ねていますから、答えは「エ」

 

(c) A: I like this pizza.  It’s very good. 
     B: I’m glad you like it.  (     )
   A: No, thank you.

ア Would you like some more?
イ Help yourself.
ウ You can make it easily.
エ May I have some juice?

“No, thank you.” で答えているということは、何かを勧めているはずです。

「もう少しいかが?」の「ア」ですね。

 

(3)の(a)(b)は、語句整序問題。

両問とも、非常にベタな文法問題でした。

引っかかる生徒も中にはいるかもしれませんが、それでもこれは解けて欲しいところです。

(a) A: How was the trip to Hokkaido?  
     B: It was great! 
       I ( ア to  イ was ウ happy エ eat ) many kinds of food there.

不定詞の副詞的用法「〜して[形容詞]だ」の表現です。

“I ( was happy to eat ) many ~.” ですね。

 

(b) A: What do you want to be in the future?
     B: I want to be a teacher, but my father ( ア me  イ be ウ to エ wants ) a doctor.

不定詞の特殊表現「want + 人 + to不定詞(人に〜してもらいたい(と思う)」ですね。

“want” を見れば、自動的に思考停止で “want to” を書きたくなる人がいます。

だまされませんでしたか?

“~, but my father ( wants me to be ) a doctor.” です!

ここは数学の大問1同様、落とせない部分ですね!

とても簡単です。

 

大問5:中学生と留学生との対話文(175語)

 

去年の問題は、106語。

今回は175語と大幅に増えています。

留学生のアンディーが中学生のともこさんに日本の文化、ひな祭りを教えてもらっている内容です。

(1)は、対話が成り立つように、①[ your birthday ]、と②[ your cousin ] を使って、2語の英語を加えて英文を作る問題。

“[ your birthday ]?” “It’s March third.”

こう来たならば、“[When is your birthday? ]”しかないですよね?

 

“[ your cousin ] in another prefecture?”
    “No, but she lives in a different city.”

これは、疑問文で2語であるなら限定されます。

答えの文に、”lives” を使っているということで楽勝の問題です。

答えは、 “Does your cousin live in another prefecture?” です。

この(1)は昨年の全く同じ問題形式です。

 

(2)は、適文選択問題。

「ともこさんとアンディーさんの対話の内容と合うものを選べ。」

ア: Andy and Tomoko were born on the same day in March.
イ: Tomoko’s birthday party and the Dolls Festival are held on the same day.
ウ: Tomoko eats some birthday cake at her party to pray for good health. 
エ: Andy has eatenhishimochi at the Dolls Festival in Japan. 

青の下線部の部分が内容とは違っています。

答えは、「イ」となりますね。

 

(3)は、適語記述問題。

91語の短文の中の( a ),( b )に適する1語をそれぞれ記述する問題です。

Hi, Andy.  Naoko and I will have have our birthday party next month.  Are you free on (  a  ) third?  If you are free, please come to our party.  We are going to hold the Dolls Festival, too.  I want to make rice cake with you.  I got the recipe from my grandmother.  She said, “You can make it easily.”  Do you remember the Dolls Festival in (  b  )?  My cousin will come to the party and show you some pictures of the Dolls Festival in her town.  I hope you can come to the party.

( a ) は二人の誕生日ですから、もちろん “March” です。

( b ) は、ほとんどの生徒がだまされた問題でした。

全文にしっかりと目を通していれば、それほど難しくはありません。

ともこさんのいとこの住む同じ県内の別の街では、「夏」「ひな祭り」が催されると話していました。

そして、上記の黄色の下線部を見てみると、「彼女(いとこ)の街のひな祭りの写真を見せてくれる」とあります。

よって、ここの答えは「summer」で正解になります。

ここまで易しすぎた問題から、急転直下の難易度に切り替わりました(笑)

最後の問題だけが、かなり嫌らしい問題でした。

ですが、ここ以外は確実に取っておきたいレベルです。

とにかく、全文に目を通すという習慣がなければ、

今後もこのような問題に足元をすくわれるかもしれまえんよ!

 

平均点も出始めた!

 

現在集まっている5中学の英語の平均点です。

  • 67.6点(+6.0点)
  • 63.6点(+3.4点)
  • 58.7点(+7.7点)
  • 57.5点(+4.5点)
  • 54.5点(+5.8点)

軒並み、どの中学校も点数を上げてきています。

それほど、後半の長文も簡単だったということでしょう。

明日で、残りの二つの長文分析&解説をしていこうと思います!

ちゃん♪ちゃん♫

 

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第二回基礎学力テスト:学校別平均点情報提供フォーム

(現在集まっている学校情報:5件<徳島; 城東; 高浦; 川内; 八万>)

※平均点情報は、上記のフォームサイトに記してあります。

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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。

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