頑張っていても、なかなか伸びない
上位層の生徒たちの共通項があります。
それは、「読まずに解く」という習慣です。
パッと見て、知っていることや分かることだけに
飛びついて解いているという印象なのです。
意味も考えず、頭を働かせず問題演習をするという
機械的に問題演習をする習慣が、
最後の最後で伸びやなむ原因となったりするのです。
- 本年度の入塾生は定員に達したため、募集締め切りとさせていただきます。
- 来年度の春期講習会からのご入塾のご予約は10名(仮)の予定です。
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読まない子の特徴とは!?
基礎学などでも400点は超えてきます。
もちろん、優秀であることには違いありません。
ですが、あることが非常に苦手であることがあります。
それは、文章題を作図することです。
難しくいうならば、文章を図という形に変換し、
具体から抽象という文字式に直すことが苦手なケースが
非常に多くあるのです。
あまり読まずに解けてしまう問題ばかりを解くと!?
あまり読まずに解くことが習慣化すると、
「読まないと解けない問題」もしくは
「読みさえすれば解ける問題」に出会した時に
解けないものと判断する思考が働いてしまいます。
常日頃から、問われている部分にチェックを入れ、
『何を答えなければならないか』
『何がヒントとして与えられているか』
を思考する習慣があれば、新時代の新傾向問題には
十分に対応できるのです。
読まないから、どこを読むべきかの選択もできない!?
読まない習慣は、どこを読むべきかという
アンテナをはることを阻害してしまいます。
数値データの変化や、値の差異は当たり前です。
ですが、「記号で答えなさい」や
「物質名で答えなさい」という部分も読まず、
「誤ったものを指摘せよ」や
「相応しいものを2つ選べ」という部分すらも
読み飛ばして『答えだけを書こうとする習慣』は
かなり危険な学習習慣と言えるでしょう。
学力が足りないのではなく、
何をできるようにするかという『思考習慣』が
目の前の問題に丸をつけるという『作業習慣』と
なってしまっていることが大きな問題なのでしょうね。
ちゃん♪ちゃん♫
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