さて、受験佳境となってきました10月。
少し朝夕が肌寒くなってくる頃合いが
受験への緊張感を高めますね。
空気がピンと張り詰める季節だからこそ
スタッフたちにこんな質問をしてみました。
『この時期、自分が重要視していた受験期の過ごし方』
では、いってみましょう!
- 本年度の入塾生は、あと3名とさせていただきます。
- 来年度の春期講習会からのご入塾のご予約は10名(仮)の予定です。
- 日曜セミナー『国公立大学:二次対策化学・物理・生物』は、スタート!
『この時期、自分が重要視していた受験期の過ごし方』
A.(Tyler先生)
私がこの時期(9ー10月)に重要視していた受験期の過ごし方は、勉強の質を上げて、よく寝てよく食べ、ストレスを溜めないことです。
夏明けの受験生は焦りや不安から、睡眠不足になったり、ストレスを溜め込みやすいです。この時期からは1日15時間勉強!1カ月で青チャート3冊3周!など、多くの人にとっては無謀と思える目標を設定しがちです。
しかし、人間の集中時間の限界は90分とも言われていて、また、起床してから12時間後には脳のパフォーマンスがかなり低下してしまうとも言われています。
そのため、がむしゃらに長時間勉強しても、なかなか結果に結びつかないこともあります。
では、1日の勉強時間のうち、学校や予備校の授業時間、食事時間や休憩時間を引くと何時間が残るでしょう?
秋以降の受験生は、その限られた時間をどう使うかがとても大事です。
私は苦手な数学、化学を毎日、得意な英語、国語、社会、生物を隔日ですることに決め、1週間ごとにゴールから逆算したノルマを作って勉強していました。
しかし、ノルマさえ終えてしまえば自由時間にしていたので、1日7時間以上は寝てましたし、ご飯もお菓子もいっぱい食べていました。
その効果でストレスは少なかったので、メンタル面で不安になることもありませんでした。
受験は精神面が大事です。
ストレスフリーになれるよう、効率よく勉強しましょう。
A.(Mai先生)
私が重要視していた受験期の過ごし方は、とにかく時間を気にして生活することでした。
夜はしっかり寝て一日三食しっかり食べて朝型の勉強スタイルに切り替えられるようにしていました。
また、私は問題を解くのがすごく遅いほうだったので英語や国語の問題は特に時間を気にしながら測って解いていました。
そして、教科別にはこの時期は何をしていたかというと、私は国・数・英の3教科に力を入れて勉強していたように思います。
というのも、私は夏のマーク模試と夏休み明けの最初のマーク模試で思うように点数が取れず、とにかくその3教科の点数を上げなければ到底国公立大学に進学できるような点数ではなかったからです。
だからまずはその3教科の点数を挙げることで必死でした。
そうして目に見える形で結果が出てきだしたのが10月下旬から11月頃だったと思います。
それから理・社にも手を回し始めて細かい所を詰めていきました。
ですがやはり残った時間では最後まで詰め切れず、1月のセンター試験では理科社会の点数が伸びなかったため当初志望していた大学を受験することはできませんでした。
だから今思えば、理科社会はやればやるだけ点数が伸びる教科であり、暗記することで国・数・英よりも点を伸ばしやすい教科だと思うので時間があるうちにもっと早くから理科社会を触っておけばよかったなと思っています。
あと、過ごし方とは少し違うかもしれないですが、もっといろいろなところで試験を受けていればよかったなとも思います。
私は基本学校の模試でしか試験を受けていなかったので、試験当日に慣れない場所、知らない人たちに囲まれて試験をするのはとてもやりにくかったです。
なので、あえていつもとは違う環境で独特の試験の空気に触れて場慣れしておくのも必要だったなと今では思います。
A.(Manna先生)
できる限りたくさんの問題に触れることを大切にしていました。
「未知のパターン」を本番で目にすることほど怖いものはありません。
しかし、「見たことがない」問題だと思っても、本質自体はそうではないことも多いものです。
場数を踏むことで自信がつき、問題に仕込まれた罠に気づきやすくなります。本番で、やり残したことはない!どんな問題がきても、考えれば解けるはず!と言えるようにやっていました。
この時期の演習は、メンタル面の安定に一番影響があると思います。
どれだけ本番を見据えていられるかが、勝負の分け目となります。
直前に学習の漏れに気づくと、不安だけが増えてしまいます。まだ少し時間的に余裕のある今だからこそ、たくさん「本番」を経験してほしいです。
今の時期は、自分の能力を過信していた場合や、逆に演習量などに不安のある場合に、焦りすぎずに対策が打てるタイムリミットです。
まだ、間に合います。一緒にがんばりましょう!
A.(Zoo先生)
時期は少し前になりますが、高校3年生の夏休み、学校で受験に向けた特別講座が開かれていました。
数学、英語、化学、物理はそれぞれ最難関コース、難関国公立コース、国公立コースのようにレベル分けされていて、医学部を目指す人は最難関コースが推奨されていました。
それで私は、当時物理は一番の苦手科目で基本的な問題も解けるか怪しいレベルだったにもかかわらず最難関コースを選択してしまい、講座の問題はほとんど解けず、無駄な時間を過ごすこととなりました。
このことから私が皆さんに伝えたいのは、戻るのを恐れないでほしい、ということです。
目標とするところに背伸びして合わせようとするのではなく、今の自分がどのレベルで何が必要かをしっかりと見極め、必要とあらば1、2年前にあいまいに通り過ぎた基本のところまで戻る勇気をもって自分と向き合う姿勢が、特に受験を控えたこの時期は重要となってくると思います。
もうすぐ始まる日曜講座の内、化学の前半4回と古典は基礎的な内容になっているので、当てはまる人はこういったチャンスを生かして基本を固めてから次の段階に進んでいって下さい!
A.(Anarchy先生)
・夏までに固めた基礎をもとにして入試の標準〜やや難の問題をひたすら解いていく。(超難関大[京大、阪大、東工大、単科医科大など]を目指す人以外はとにかく標準問題を繰り返し解いた方が良いと思う)
・現役生は電磁気を後半に習うため演習量が格段に少ない。そのため電磁気の範囲を中心として演習を行う。
・模試や定期テストを一つの目標とし、その過去問や類題、入試問題集、志望大学の古い過去問や後期の問題など様々な問題に触れ、その解き方や公式の利用方法、原理などを頭の中に叩き込んでいく。
・この頃から時間も意識する。自分の志望大学の過去問を見て、問題傾向や問題数、解答用紙、難易度などを確認しそれに合わせた時間配分を意識して解く。
・自分の志望校に合わせたタイミングでセンター試験(共通テスト対策)を始める。
A.(Yossy先生)
この時期僕が重要視していた受験期の過ごし方はできるだけ無駄な時間を作らないようにするということです。
それは常に勉強をするということではありません。
何をしているかわからない時間を作らないようにするということです。
休憩と勉強の中間のような状況を作り出してしまうとどっちもどっちになります。
受験会場では今までしてきたことが自信につながります。
その時に微妙な時間を過ごしてきた記憶を思い出したとすると受験の時に焦ってしまうのではないでしょうか。
この受験が近づいてきた時こそ、ますます勉強と休憩のメリハリをつけて行っていただきたいと思います。
A.(Luc先生)
受験の天王山と言われている夏休みが終わり、少しずつ入試本番が迫ってきましたね。
夏休み中、受験生の皆さんは毎日 遊ぶのを我慢して何時間も勉強してきたことでしょう。
しんどい日もあったと思いますが、よく頑張りました。夏休み前と比べて、今の皆はすごく賢くなっていると思います!
でも気を緩めてはいけません。
賢くなったのは自分だけじゃないんです。
他の受験生もまた、志望大学に合格するために一生懸命勉強して、賢くなっているはずです。
ここで気を緩めて単語チェックが疎かになったり、問題を解く量が減ると、夏休みに定着させた知識がどんどん失われていきます。
また、夏休み前に比べて模試の点数がアップしたり、解ける問題の難易度が高くなったことで、基礎的な知識の確認をしなくなる受験生が沢山います。
が、何事も基礎が一番大切です。
この時期に基礎を振り返ることが出来る受験生が、入試を制すると私は思います。
私自身も受験生の頃、何度も基礎の穴埋めを行ったことで、抜かりのない状態で入試本番を迎えることが出来ました。
つばさでは日曜の午後から理科の補強セミナーを行います。
抜けがありそうで不安な人は、一緒に頑張りましょう!
A.(K-hey先生)
<数学と化学と生物>
演習問題の復習を中心に全統記述模試やオープン模試(名古屋大学や神戸大学、北海道大学といった旧帝大)を活用して弱点を見つけた。
また化学と生物に関しては知識量を増やすため教科書や参考書も読み込んだ。
<国語と地理>
センター試験の過去問やマーク問題集を定期的にやることで知識の忘却を防いだ。
古文単語や漢文の文法、地理の暗記事項なども時間を確保して継続した。
<英語>
単語帳と英文解釈(長文や文法が複雑な文の和訳)に取り組んだ。
もともと得意だったので1番時間をかけなかった。
<総括>
知識量がすべてと言っても過言ではない。
確かに実戦問題で知識を引き出せるかは必ずいる能力である。
しかし、覚えることはとても重要で理系科目にも通ずる。
理系科目もこのパターンならこの解法などと、とにかく暗記がものをいう。
10月はまだまだ時間があるので諦めるには余りにも早い。
書き方も考えも、本当にいろいろですね!
ですが、メンタル面が重要であることは
よく伝わってきたように思います。
一人で悶々と焦るよりも、
近くにいつでも助けてもらえる人がいること。
これだけでも大きな支えとなるはずです。
日曜セミナーは、この時期の自分たちなら
こんな講座が欲しかったとものを
形にしたスタッフ発案の講座です!
つい去年までは、みんなと同じ学生だった先輩たちが
胸を張ってお勧めする特別講座です。
もし一歩踏み出したいと思うなら、
ぜひ一緒に頑張ってみませんか!?
ちゃん♪ちゃん♫
2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。