じゅくちょー
本日の雑談は、こんなこと!
今日のお品書き
『終わらすのが目的になる習慣』
『つばさ』の入塾の流れとしては、
まずは、面談→体験→入塾という流れです。
面談の際には、ある程度の生徒の学びのクセや
伸びない原因が分かります。
「やって来なかっただけ」
「応用問題の演習量だけ」
「やり方を知らないだけ」
これらの生徒は、比較的すぐに伸びます。
そして、面白いことに
これらの生徒たちには共通項があります。
「親御さんが、学習に関してはそれほど
ガミガミは言わず、自主性を重じている」
傾向があります。
趣味やハマってきたものを聞くと、
嬉々として語ってくれる生徒も多いです。
自分のことや趣味を語ることができるだけでも
面談していて「うん、この子はすぐ伸びるな」
と見通しが立つから不思議ですね。
では逆に、「これは伸びづらいな。。。」と
感じる生徒の共通項はどんなものでしょうか?
ざっと感じるものを挙げてみます。
【親の反応編】
- 子どもへの質問を親が答える
- 子どもが質問を答えられないと、露骨に嫌な顔をする
- 子どもを汚い言葉で、揶揄する
- 子どもの時代と自分との時代を正当に比較できていない
- 「覚えとけばいい」を連発
- 根拠のない物言い
このような親御さんの場合は、
子どもの反応もある程度似通ってきます。
【生徒の反応編】
- 萎縮している
- いつも申し訳なさそうにしている
- 叱られないような言葉を探している
- 問題を「埋めることだけ」に集中している
- 解答に根拠がなく、説明できない
- すぐ前に解いた問題でも、次の問題とつながりが分からない
幼少期から、「答えのある問題」ばかり解く訓練をし続け、
お膳立てがなければ、問題は解けないと思い込んでいる
「思考習慣」が長い年月をかけて習慣化しています。
このような生徒たちに、
根拠を持って解くことや
意味を考えて解くことは
とても難しいことになってしまいます。
そして、どれだけ練習しても結果はでません。
悪循環の負のスパイラルです。
この悪の習慣・呪いの習慣を生むものは
実はたった一言なのです。
「さっさと、しなさい!」
大人の都合なのですね、これは。