時代は、読解力を求めています。
共通テストの変化も、一言で言えば
『ちゃんと読め!』という意図に変わっています。
では、「ちゃんと読むと」は一体どういうこと
なのでしょうか?
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 『つばさ』の夏期講習会の定員は、満席となりました。
- 定員に達しましたので、夏期講習会の募集は締め切ります。
- 平常月の募集は、8月度のスタートとなる8月17日(月)から再開します。
「ちゃんと」何をするのか!?
生徒たちを指導していると、
抽象的な言葉での指示はあまり通じません。
間違いに対して、「ちゃんと読んできな」
と伝えたとしても、何をすべきなのかすら
分かっておらず、オロオロ時間だけが過ぎる場合があります。
もちろん、全員がそうではないのですが、
極端に「抽象度が高い言葉」に対して
反応が鈍くなる生徒も一定の割合でいるのです。
「具体的な行動の指示」を!?
点数的に良い結果を修める生徒たちや
スタッフたちを見ていても、
問題を解くときや解説をするときに
『あること』をしていることに気づきます。
それは、『チェックを入れる』ということです。
ポイントとなるところや、問われている部分。
書き換え表現や繰り返し表現、
文章の転換点や変化点、相関関係などに対して
チェックを入れているのです。
「ちゃんと読めない原因」は目の付け処!?
「二択までは絞れてたんですけど。。。」
この言葉を使う生徒は、
そこからが本当の読解力と呼ばれる部分ということに
気づいていないことが多くあります。
二択まで削る作業は、国語の「こ」の字の部分です。
逆に削れていないのならば、文章自体を
「読んでいない」ことになります。
「ちゃんと読む」具体的内容とは!?
二択まで削ってからが、読解テクニックの力の見せ所。
決して、頭の中の記憶の『雰囲気』で選択肢を選ぶのではなく、
設問の文章を、細かく区切って
「○:本文に確実に書かれていること」
「△:本文に書かれているか不確かな部分」
「×:本文に明らかに書かれていないこと」
とチェックを入れる。
問題の出題者は、
「本文に書かれている言葉で、ウソの選択肢」と
「本文には書かれていない言葉で、ホントの選択肢」を
作成するプロです。
二択に絞ってからが、「ちゃんと読む」ことの
スタートなのですよ(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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