今日の生徒が解いている問題の中で、
『娘は、先ほど魚屋さんが使っていた“因果”という言葉を
意味も分からず「いんが、いんが」とおうむ返しのように使っていた』
という表現がありました。
これは、語彙力というものを考える際に
とても大切な示唆だと考えます。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 『つばさ』の夏期講習会の定員は、満席となりました。
- 定員に達しましたので、夏期講習会の募集は締め切ります。
- 平常月の募集は、8月度のスタートとなる8月17日(月)から再開します。
「語彙力」の土壌となるものとは!?
語彙は、成長して語彙力へと至ると考えます。
耳にした言葉や目にした言葉が、語彙の「種」だとしましょう。
「語彙力」として成長していくためには、
まずは、「種」がよい土壌に落ちなければなりません。
では、よい土壌とは何を指すのでしょうか?
それは、水捌け水保ちがよく、肥沃であること。
そして、日当たりがよく、バクテリアも程よくいることが求められます。
では、これらは何を指すものなのでしょうか?
種が根づく、よい土壌とは!?
語彙の「種」がその人に落ちたとき、
その土壌がカラカラに乾いていれば、
その種は根づきもせず芽吹きもしません。
土壌における「水」は、その人の「体験や経験」に
該当するものと例えることができるでしょう。
そして、豊富に「水」がなくとも、良質な栄養分があれば、
「水」の少なさを補い、芽を出すことも可能になります。
「養分」は、「体験や経験」を補う『想像力』だと言えます。
日当たりとバクテリアが指すものとは!?
日当たりのよい土地とは、
その「種」が育まれる環境を指します。
だとするなら、水である「体験や経験」と
肥料である「想像力」を養おうとする家庭環境となるでしょう。
植物でさえ、「種」が落ちた環境が悪ければ
芽を出し実を結ぶことは難しいのです。
芽吹かせようとする「意志」がなければ、
豊かな土壌へとは自然とはならないものなのです。
では、バクテリアは何を指すものでしょうか?
そうです、これがその他の学習要因である「塾」なのかもしれません。
土壌の中の有機物(その生徒が得ている何かしらのもの)を分解し、
よい土壌へと変えていき「種」を芽吹かせ身を結ぶ手助けをするものです。
よいバクテリアとして、お仕事頑張ります(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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