受験が終わった生徒たちが、
問題を持って駆けつけてくれました。
面接練習もございますが、
まずはパッと見たところの感想を！
どーも、塾講師歴１７年、３７歳３児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
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国語は例年通り！？
まずは、大問１。
漢字や語句の知識が別個にされた一昨年からの形式です。
塾生にさせていた、精選全国入試問題の漢字からドンピシャで出題！
思わずニヤケてきましたね。
行書や品詞の文の構成も非常に簡単でした。
大問２、３は小説文と論説文。
直前での他県入試で難易度の高い国語を解かせていたので
非常に簡単に感じたのではないでしょうか？
決して難しくありません。
大問３で新傾向の内容要約はありましたが、
それでもそれほど難度の高いものではありませんでした。
「つばささん」という登場人物が出てきて、
塾生はくすりと笑えたのではないでしょうか（笑）
大問４の古典は、漢文ではなくやはり古文。
「土佐物語」からの出題。
これも例年通りの難度でした。
大問５の作文がイレギュラーなタイプの出題。
石川啄木の短歌を読んでの話し合いから、
短歌で使われている表現技法を出題してからの作文の流れ。
作文も、短歌について話し合った内容からの作文。
書きにくいテーマではありませんでした。
端的に、去年より「易化」しましたかね。
英語は英作文が変わった！？
リスニングは大問３となった最近の傾向に。
最後の大問３では、英語で聞かれた内容に対して英語一文で答える問題。
代わり映えなしです。
大問４の文法問題も、非常に簡単でした。
thisとthatを読み違えなければミスはないでしょう。
主語と動詞を常に注意して解く生徒は楽勝です。
大問５は対話形式の長文。
内容理解や内容要約に重点が置かれてはいますが、難度はそれほど。
大問６は、スピーチ文。
ここで登場するのが、徳島お馴染みの条件英作文ですが、だいぶ変わっています。
「選んだ作品の作者の気持ちが伝わるような紹介文」の英作文です。
ポチの作品を選んだ方が書きやすそうではありますね。
最後の大問７は、本格的な長いスピーチ文。
このレベルの難度は、今年の基礎学では出題されませんでした。
最後の最後で難し目の長文でしたので、時間配分が心配になりました。
前後関係を考えて、会話を作文する問題や内容要約も簡単ではありません。
ここがネックとなるでしょうね。
ですが、全体的には「例年並み」と言えるでしょうか。
おい、どうした理科！？
完全に、簡単になっていました。
予想など外れて万歳です（笑）
思考力問題のオンパレードかもかと予想しましたが！
最後の物理の問題で、対話形式の少しだけややこしい問題がありましたが、
それでも決して難しいとは言えず。
得意な生徒は100点も結構出るかもしれませんね。
完全に、例年に比べると「激易化」です。
社会も簡単ではないか！？
パッと見の問題形式は、年表もふんだんに入り
難しいかもという印象はありますが、
中身はそれほどでもない問題の連続だったように思います。
全国的にも社会の新傾向問題は非常に難度が高く、
生徒に解かせた今年の入試問題も非常に難しかったです。
どうした、徳島？と感じずにはいられないほどの易しさ。
ただし、問題の形式自体は５教科の中では新傾向が多かったです。
資料読み取り問題などは非常に多いのですが、
「すべて選びなさい」形式がほとんどなく、逆に驚きました。
完全に、例年に比べると「易化」です。
安定の難しさの数学！？
今年も平均点は40点台を続けるでしょう、数学です。
昨年の全国をざわつかせたようなトリッキーな良問ではないのですが、
中２の基礎学のような硬派で古風な問題の作りです。
数学好きには好物の問題かもしれませんが、
苦手なタイプの生徒にとっては後半の問題は手が出ないものもあったでしょう。
資料の整理なども含まれておらず、新しい問題を期待していただけに
裏切られるような形です。
完全に、例年に比べると十分難しいので「例年並み」です。
明日から、詳しく問題解説をアップしていきたいと思いまーす！
受験生たち、お疲れ様でした。
明日の面接に備えましょう！
2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。
