本日は、午前中に塾屋さんたちが集まってのセミナーに参加してきました。
やっぱり餅は餅屋と言うべきか、圧巻のセミナー内容でした。
私も徳島県の入試と基礎学力テストに関しては、結構な分析をしている自負があります。
ですが、このかたは47都道府県の公立高校入試5科目全てを解いて分析をしていました!
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
徳島県の高校入試の平均点!
徳島県では、得点分布を開示してくれいません。
このような都道府県は、全国で11あるそうです。
教科別の平均点は教育委員会で入試が終わった5月頃に公表されます。
では、過去9年間の平均点の推移を見ていただきましょう。
いかがでしょうか?
数学の平均点は、9年間平均で50点を下回っています。
もちろん、この傾向は全国的にもそうなのですが、他の教科の平均点から考えると突出して低いですね。
国語は60点も平均がある!?
全国的なデータから考えても、国語の平均点が60点を超える県は稀です。
つまりは、国語は異常なほど簡単だと言えます。
一昨年の平均点が9年間のワーストとなり、その反動でか昨年は簡単に。
今年は標準的な問題になるかもしれませんが、昨年よりは難化するでしょう。
社会は昨年は、平均点より若干低いので、今年はやや容易化するかもしれません。
ですが、徳島の社会の問題作問の傾向として、『トレンド』の言葉を出題することがあります。
昨年であれば、「ニュータウン」や「Uターン」などの地方創生で頻繁に使われる語句の出題がありました。
9月にイベントを行った、『SDGs』は必須語句にもなりそうです!
英語は英作文の採点基準で平均点を操作できる!?
国語も同様なのですが、英作文や記述式の解答の採点では、高校側に採点の仕方が委ねられます。
仮に、英単語一字でも間違っていれば0点と言う採点方法が取られる場合は、英語のその高校での平均点は下がるでしょう。
3箇所までは減点とすると言う方式の場合は、英作の平均点は上がります。
このように、高校側で点数差を出して合否判定を分かりやすくしたいという人気校であれば、独自の採点基準で点数を操作できます。
だとするならば、再来年の城東高校の採点基準は、非常に厳しいものとなるでしょう。
「このぐらいはいいだろう」という甘くなればなるほど、合格は遠のいていくかもしれませんね。
セミナーで学んだことを、即日シェアさせていただきますね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫