台風で、本日は休講です。
生徒はもちろん、私も体が資本で安全第一ですから。
そんな今日は、国語英語専門塾らしく国語の問題分析。
まずは、全体像をお伝えしていきましょう。
どーも、塾講師歴17年、36歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
第二回基礎学の国語に傾向はあるか?
問題構成は、基本的に大問4題構成です。
- 小説
- 漢文・漢詩
- 評論・随筆
- 作文/box03]
ですが、かなり柔軟に問題傾向が変わっています。
特に、大問4の作文の構成が興味深いですかね。
平成28年度の問題は、大問二と大問三の内容を踏まえて書く作文でした。
テーマは「知っている『つもり』でいたけれど、本当は知らないこと」。
問題を単純に解いているだけの生徒をあぶり出すような問題です。
思考力がなければ、戦えない国語の新時代
私は国語指導の際に、答えを導き出すためのテクニックだけを伝えるわけではありません。
理想で言えば、『全ての文章を高速でかつ正確に読む王道の国語力』を備えて欲しいと願っています。
昨年度の中2の基礎学の国語。
文頭のカッコに入る動物を答える問題。
カッコ内の動物が何であるか判明するのは、最後の文末であるという問題が出題されました。
高校の現代文でもそうですが、段落の中に答えがあるというのは稀になります。
傍線部の前後ちょっとだけを読めば、答えがわかるという思考停止問題はもはや昔。
全体の内容をいかに正確に掴むかということが、現在の国語では求められています。
平成30年度も同様の傾向!
昨年度の作文も、大問三に作文が盛り込まれていました。
そして、大問三の内容を踏まえて作文を書くことを求めます。
テーマは「紙と電子媒体のどちらの本をどのうように活用していきたいか」。
大問三は随筆で、「恩田 陸 / 『栞の救出』」。
内容もその問題提起も現代に即したものでした。
とにかく、第一回基礎学で痛感しましたよね?
国語の学習を舐めて考えると、痛い目に合うと。
「日本語なんだから、できて当然でしょ?」
仮に上のようなことを言うならば、ありとあらゆる言葉の意味を理解し、常に根拠を探しファクトベースで思考をする人だけが言える言葉となります。
あえて言うならば、『国語という名の外国語』を学んでいると捉えるべきです。
次回は問題の中身の分析を!
国語の問題分析は、非常に時間がかかります。
毎年少しずつ、質問の傾向が変わってきます。
問い方が巧妙に思考を働かせるように作られている印象ですね。
休日も有意義な時間の使い方ができていると考えます(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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【フォーマット】
「 中学校」
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理科平均:「 」点
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