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東大って聞いただけで、
「あぁ、無理無理無理無理!」って
DIO状態(わかる人だけ分かる表現)に
なる人もいますよね?
案外対策してみると、
そうでもなかったりするのですよ!
では、早速東大和訳問題を見てみることにしましょう。
In the examples I am talking of
the person continues to behave
in what most people agree is a normal manner.
いかがでしょうか?
これをお読みの中3生や附属中や文理中で
先取り学習をしている中学生なら、
全部分かる単語ではないでしょうか?
そして、
これを受験した東大受験生の多くが
事実として0点の解答をしていることが
分かっています。
このことから分かることは、
いくら単語の力があったとしても、
文法解釈の力がなければ
難関大学受験においては
あまり意味をなさないということです。
では、解説の前に
予想される文法解釈ミスを紹介することにしましょう。
([M] In the examples):「その事例において」
([S] I)([V] am talking of):「私は〜のことに話している」
([O] the person continues to behave):
「人が繰り返し振る舞う」
([M] in what most people agree is a normal manner.)
「ほとんどの人の合意が標準的なマナーであることにおいて」
上記のように文の構造を理解し、
和訳してしまうと0点採点となるでしょう。
ポイントは、
“of” と “continues”, “most people agree” です。
“of” は前置詞ですから、
後ろに続くものは名詞句でなければなりません。
ですが、
後ろに続く文章は、”the person continues”という
SVである節が続いています。
ということは、”I am talking of” の部分は
前の “examples” を修飾する形容詞節になる訳です。
ですから、
([M] In the examples)< I am talking of>:
「私が今話題にしている事例において、」
という、文章構造から始まることになります。
そして、この文章のSVのコアになる部分が、
([S]the person)([V]continues to behave):
「人は繰り返し振る舞うのだ」
という構造になります。
最後の部分は、”most people agree” が
挿入構文を使った表現であることに気付けるかどうか。
“most people agree” の後ろに、
「えっ?なんで “is” があんの?」と
疑問に感じられれば、挿入構文だと気付けるでしょう。
([M] in what is a normal manner.)
「標準的なマナーの中で」
+([S’] most people)([V’] agree)
+「ほとんどの人が合意する」
このように分けて考えると
理解しやすいかもしれませんね。
このように、仮に簡単な英単語であっても
高校レベルの英文法・構文を明確に
区別し使い分け、違和感に気付ける力が
備わっていなければ、
ハイレベルが求められる大学入試には
対応できません。
いつも「なんとなく」で
文章を読んでしまっている人ほど、
どれだけ時間をかけて長文を解き漁り
何度も繰り返し演習していても
「テキトーさ」や「曖昧さ」を許したままで
英文読解力がつくと思っていては
大間違いなのです。
もちろん、このようなレベルで
全て構成されているわけではないのですがね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
SDGsとは、何ぞや!?
という方は、ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?time_continue=399&v=z3foLsvz_kg