いくら好きなものであっても、
お腹いっぱいまで食べちゃうと
飽き飽きしてきますよね?
お腹のキャパを超えちゃったからです。
実は、文章を読む際にも
このことは起こってしまうのです。
読解テクニックや、解法テクニックの目的は
文章の内容を「分かりやすくするため」に、
答えを「見つけやすくするため」に使われます。
そして、本文の文章を読むときに「通読」をする訳ですが、
この「通読」を「精読」してしまう人がいる訳でです。
気質的に「完璧主義者」の人が多いのですが、
高校受験では1,000字程度、
大学受験では3,000字程度の文量があるのですよ?
全て頭に入れて細かく覚えられますか?
そうなのです。
途中で読むことに飽きてしまう人は、
読み方に原因がある場合がほとんどなのです。
根が真面目で、じっくりねっとり泥臭く
内容把握に努めることは悪いとは言いません。
ですが、そのことをする段落としない段落を
分けなければならないのです。
限界を超えてキャパオーバーになると
脳が勝手に思考停止になったり、
眠たくなったり、何もしたくなくなったり、
妄想が大爆発したりする訳です。
精読しない。前半だけで脳内キャパオーバーになります。
そして、段落の中で瞬時に要約をし、
頭に残しておく情報を取捨選択し整頓しておくことも大切です。
また、時間を意識するだけでも
飽きは軽減できることもあります。
自分の中で締め切りを決めることで、
精読の意識を他に散らすこともできます。
1,000〜3,000の文字数の内容を
すべて覚えられることは土台無理なこと。
それを分かった上での読み方の戦略を立てておく。
これで、通読の際の飽きを防ぐことができるのです。
ですが、じゅくちょーの読書スタイルは
じっくりねっとり泥臭くだったりするのですがね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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