様々な経験をしていると、
多種多様な『言葉』に触れることになります。
体験を通して触れた『言葉』の数が、
その後の『理解』の土台となるのです。
2019年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。
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ポケモンの名前には、
英語を土台としたものが多くあります。
そしてそれぞれの名前にちなんだ
特徴がポケモンには付いて来ますよね?
「水タイプ」やら「地面タイプ」やら。
それに加えて「〇〇ポケモン」のような
分類までもくっ付いてきます。
本来、学びとはこういうものです。
理科で学ぶ知識などは特にですね。
例えば、「花粉」という知識を、
ポケモンの「ピカチュー」で例えてみましょう。
●ピカチュー(花粉)→ねずみポケモン(生殖細胞)→
静電気を発生させ大きな電気を放出する
(柱頭に着くと、精細胞の核を卵細胞の核へと届ける花粉管を伸ばす)→
電気タイプの攻撃は、水タイプや飛行タイプに強い
(植物は、一つの個体から精細胞である花粉と卵細胞である胚珠を作る)→
普通の水は電気をよく通し、飛んでいるものには落雷が落ちる
(自分の体で作った精細胞と卵細胞で新しい種子を作ることを自家受粉という)
こんな感じです。
学ぶ用語知識には、その言葉の音だけを「聞いたことがある」では
全く役に立ちません。その用語の意味や目的、性質などを
知って初めて問題を読み取り、読み解くことができるのです。
しかしながら、「聞いたことがある」だけの知識を
沢山持っているだけの生徒たちも、少なからずいます。
それで勉強したつもりになってしまっているのです。
この状態では、時間をかけ何度も何度も練習しても
頭をぽりぽりかいているだけのようなもので、
本質的な理解にはなりません。
問題の答えを埋めることが、目的となってしまっているのです。
「分かる」「解けるようになる」が目的でなければ、
深い理解や思考力は育ちません。
「なぜ?」「どうして?」「どのように?」
これらを考えながら、
その答えで自身ではなく、なぜその答えとなった
『理由を探し出す」ような学び方ができることが
学びの本質ではないでしょうか?