よくよく思い返せば、高専の受験指導をしてきて
明らかに合格できない記念受験の生徒以外は、
全員合格させてきたなぁ、と感慨にふけっています（笑）
高専卒業ということもあり、
恩師からもよくしていただき、
高専の情報は比較的多く入ってきます。
もちろん、問題に関しては皆無ですが、
学校の校風はもちろん、学校生活や学業面、
指導教官の話や、世渡りの仕方など（笑）
本日の合格は、正直可能性は非常に低かったのですが
見事合格を収めてくれました！
私の本来の高専合格セオリーとは違ったタイプの生徒で、
「高専は英語が強いものが制す」が私の格言ですが、
英語が比較的苦手な生徒だったので、
本当に合格して安心しました。
理数系の学校ということもあり、
ほとんどの生徒は数学理科は高得点を取ります。
高専の問題はマークシート形式ですから、
記述がないことで、選択肢を正解へと導き出す
比較検討力や取捨選択力などを発揮させる土台となる
圧倒的な知識量がモノを言います。
中途半端な知識、上辺だけの知識、つながりのない知識では
全く歯が立ちません。
国語の選択肢は、流石に工夫をこらしており
一朝一夕には回答を選び出せません。
高専受験生には鬼門となる社会。
性格的に大部分の生徒が社会は嫌いです（笑）
ですので、国語社会はそこそこで良しとして、
英語でしっかり点数を取れれば合格は見えます。
高専本番の試験で、320点が確実に取れれば
合格圏内です。
意外と低くて大丈夫とお思いになるかもしれませんが、
基礎学力テストや一般入試の1.３〜1.５倍は難しいです。
私も昔の試験ではありましたが、316点で合格。
それでもクラスで１８番での合格でした。
よく覚えているものですね（笑）
そしていよいよ、
高専の合格者の出願が取り消された
一般入試の出願状況が公表となります。
早くて明日かと思っておりますが、
例年の通りだとすると、来週の月曜日に
新聞に掲載の運びかもしれません。
学校には調整後の情報が掲示されるかもしれませんね。
あと、11日です！
受験生たちには、持てる力を存分に発揮していただき、
楽しんで受験を終えていただくことを願っております。
