じゅくちょーの雑談

塾長の人生観

「無名兵士の言葉」という題に訳されている詩があります。私が人生において大事にしている詩です。

 

私が訳したものですので、一般的な和訳とは異なるかもしれません。

 

じゅくちょー
じゅくちょー
どーも、徳島国語英語専門塾つばさ、阿部でございます!

 

以下のものがその詩です。

 

A Creed for Those Who Have Suffered
「苦しみを抱えるとき、思い出して欲しいこと」

 

I asked God for strength, that I might achieve

I was made weak, that I might learn humbly to obey…

「何かを成し遂げるために、「強さ」を求めた。

 だが、謙虚に歩むようにと、「弱さ」を賜った。

 

I asked for health, that I might do greater things

I was given infirmity, that I might do better things…

「後世に残る仕事をするために、「健康」を望んだ。

 だが、人の心に残る仕事をするようにと、「病い」を授かった。

 

I asked for riches, that I might be happy

I was given poverty, that I might be wise… 

「満ち足りるために、「富」を乞い求めた。

 だが、満たされていると知るようにと、「質素さ」を贈られた。

 

I asked for power, that I might have the praise of men

I was given weakness, that I might feel the need of God…

「人からの賞賛を得るために、「権力」を切望した。

 だが、神の御手にしか癒されない、「痛み」を教わった。

 

I asked for all things, that I might enjoy life

I was given life, that I might enjoy all things…

「人生を楽しく過ごすために、「あらゆるもの」を渇望した。

 だが、全てを受け入れ生きるようにと、「命」を与えられた。

 

I got nothing that I asked for-but everythingI had

hoped for…

「求めたものは、何一つとして得られなかった。

 だが、望んだ全てのものは、備えられた。

 

Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.

I am among all men, most richly blessed

「口からでは無い、魂が求める祈りは全て聞き入れられた。

 溢れんばかりの恵みの中で、私は生かされてきたのだ。」

 

AUTHOR UNKNOWN「作者不明」

 

 

生徒たちとは様々なことを話します。

 

もしかすると、生徒からの私の印象は

 

「色んなことを、考えている人」

 

「考えすぎな人」

 

「変わり者」

 

「こんな変な大人もいるんだな」

 

かもしれません(笑)

 

 

小論文などの指導をしながら、子どもたちがいかに『ことば』を疎かにして生きてきたかが、ありありと感じられます。

 

多様な考えと出逢ってきていないのです。

 

『勉強』に必要なテクニックや凝り固まった知識には精通していても、社会通念や歴史から学ぶこれからの未来、在り方や生き方、人生哲学や人生の意義など、テストにはならない『教養』が身についていいないことを痛切に感じます。

 

成績を伸ばすこと。それは塾としての存在意義ではあります。

 

ですが、それだけでいいとも私は努思いません。

 

これからを生きる『未来そのものである子どもたち』に対して、先を生きてきた者として、そして先人たちの叡智を少なくとも学んで生きている者として、『大切にしてもらいたいこと』を伝えるは伝え、自分の頭で考え選びとって行ってもらいたいと考えるのです。

 

『泥臭く、人間らしく』

 

どこまでいっても、美しくは生きれない者ではありますが、こんなことを考えている塾長なのでした。

 

じゅくちょー
じゅくちょー
それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!