国語学習について

小学生から国語を伸ばす習慣(3)

 

連日、「小学生から国語を伸ばす習慣シリーズ」を続けておりますが、本日でラストです!以下は語彙とその他のスキル・習慣との比較データです。ご覧ください。

 

 

 

じゅくちょー
じゅくちょー
どーも、徳島国語英語専門塾つばさ、阿部でございます!

 

 

このデータは、小1〜小6までのデータの比較になります。塾という教育現場では、小1の最上位層と小6の最下位層の語彙数が、あまり変わらないという場面は多々経験しているので、驚くほどのことではありません。

 

 

ですが、これは深刻でしょ!?

 

 

ということで、具体的な対策を講じてまいりましょう!

 

小学生から国語を伸ばす習慣

  1. なぜなぜ学習
  2. 調べ学習
  3. 探求学習
  4. 体験学習
  5. 発見学習

 

理想論ではありますが、①〜③まででも「学習面」だけにおいても、大きな差になることは間違いないでしょう!それでは、さらに具体的にそれぞれの項目を解説いたしますね。

 

『なぜなぜ学習』って?

 

私の次女(6)が現在真っ最中ではあるのですが、「〇〇って何?」「なんで〇〇なの?」の親に対する『なぜなぜ問答』の雨あられです(笑)

 

でも、実際はそれが「何であるか・なぜであるか」を知りたくて仕方ないという感じではなく、感じたことをそのまま口に出している感じですね。しかし、『なぜなぜ問答』に対する対応の仕方で、今後に大きな差が生まれます。

 

それは、親も一緒に『何だろうね?』『何故だろうね?』『何だと思う?』『何故だと思う?』と面白がって考えるということです。もっと、いいのが『一緒に調べてみようか?』『パパ(ママ)も知りたいから、一緒に調べようか?』など、分からないことや疑問に感じたことは、『調べれば分かる』「調べるのが当たり前』の習慣化が、将来の学習習慣を決定付けると言っても過言ではないかもしれません。

 

『調べ学習』って?

 

これは、『なぜなぜ学習』の先の実際に調べてみる学習になります。これらの学習をする年代によって、使うものを選ぶのがコツになるかもしれません。

 

  • 絵本系の図鑑(3歳〜4歳)
  • NEOなどのDVD付きの図鑑(5歳〜8歳)
  • 本格的な解説・実際の写真入りの図鑑(9歳〜12歳)
  • NHK教育の教養番組(無学年でもOK)
  • ナショナルジオグラフィックなどの映像系のもの(無学年でもOK)

 

そしてこの時に、無理にとは言いませんがご一緒に調べ学習に着いてあげ、「すごいね」「よく分かるね」「なるほどね」「勉強になったね」「もっと知りたくなっちゃうね」「こうやって調べると、楽しいね」「今度は、実際に見に行ってみようか?」などの声かけをして欲しいのです。

 

子どもたちから反応を促し、子どもたちの考えを聞いてあげてください。そこに正解や間違いなどの指摘は必要はありません。次への探求学習への橋渡しをしてあげましょう。

 

 

『探求学習』って?

 

これは、『調べ学習』で興味を持った事柄に対して、より一歩踏み込んで深めて調べてみることを指します。

 

実際は、『体験学習』と同じ意味になること多くなりますが、お習い事も親が無理やりさせることより、①〜③のクッションを踏んで『自分でやりたい』という意欲や関心を引き出してからスクーリングに向かう方が、圧倒的に効果的です。

 

なぜなら、①〜③である程度の知識が入っていると『試行錯誤』を子どもたちが自ら進んでするようになるからです。これこそが、これから求められる『学力』の土台となるものです。

 

ここまでくると、勝手に『発見学習』をし、そこからまた試行錯誤が始まり『思考の好循環』ができるようになっていきます。

 

以上が、小学生から国語を伸ばす習慣となる土台の部分でした。この土台があってこそ、学習効果が跳ね上がり、どんどん自分の力で伸ばしていける子どもたちが育っていきます。

 

学習内容に関しては、プロである塾にお任せ致しましょう(笑)土台は、ご家庭で築き上げる必要がございます。なぜなら、家庭習慣は親御さまの『子どもたちに対する生き様』が丸ごと現れるからです。いくら塾で学習を指導しても、物事における子どもたちの向き合い方や姿勢は、家庭習慣で作られるからです。

 

そういう面では、『親業』とはとてつもなく責任が重く、そして大変なミッションであることが分かりますね。毎日365日、子どもたちが自分の力で生きていけるようになるまで、この修行は続く訳です。

 

『親業』は家事・育児のみならず、ありとあらゆることをカバーする、ある種異常でブラックどころではない暗黒な『職業』です。しかも、お給料もなくそれほど感謝もされませんよね?

 

学業面だけでも、塾で肩の荷を下ろしていただければ幸いです!

 

じゅくちょー
じゅくちょー
それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!