月曜日のあんちゃんの日は、
モンテッソーリ教育についてです!!
「モンテッソーリ教育」とは、
環境を提示することで子どもたちが自立していくように促す教育法です。
今まで、佐々木信一郎さん著書
モンテッソーリ教育」を参考に
モンテッソーリ教育について知識をつけてきました。
その上で、『周りの大人たちにできることは何か』を
改めてまとめていこうと思います。
モンテッソーリ教育において、
子どもたちはもともと「考える力」が
備わっていると考えます。
その中で、自由を与え、環境を整えることで
自分で考える機会を得て、
さらに「考える力」が育っていきます。
絶対にしてはならないのは、
大人側の子どもへの理解不足と
価値の押し付けです。
大人が子どもに向き合う際は、
何かを教え込もうとするのではなく
先入観をなくして、
子ども自身の興味・関心を汲み取ることが大切です。
これは、簡単そうに思えて、
実はとても難しいことだと思います。
なぜなら、私たちは幼少期から
大学まで、ずっと一斉教育の中で学んできました。
一方的に教えてもらうという構図が
当たり前になっています。
しかし、モンテッソーリ教育では、
教室に子どもたちが興味を持つであろう教具が
たくさん用意されています。
今日は何をするのか、何をしたいのか
それは子どもたち自身が決め、
大人はそれを観察します。
つまり、一人ひとりによって
学びのカリキュラムが異なるのです。
塾へきて、その日の勉強スケジュールを
生徒さん自ら立ててもらっている
『つばさ』のスタイルと同じですね!
大人は、あくまでも学びのサポートに徹します。
もちろん、一斉教育が悪いという話ではありません。
一斉教育だったとしても、
子どもたちの興味・関心を汲み取ることができれば、
一人ひとりの小さな興味関心が、
いろんな方向への学びに広がっていきます。
自分という「個」が満たされることで、
子どもたちの目は「集団」に向かいます。
満たされているからこそ、
一斉教育での先生の話に素直に耳が傾けられるし
少々嫌なことでも素直に応じることができます。
「個別的な関わり」と「集団的な関わり」を
両輪で考えることが、子どもたちが社会で生きていく上で
多くのことを学ぶことができる環境になります。
具体的には、
①子どもを観察する
一緒に遊びを楽しみながら、
子どもたちが何に興味を持つのか観察します。
②仮説を立てる
水をコップに注ぎたいのは、
「注ぐ」という行動を獲得したがっているからなのかもしれない
という風に、仮説を立てます。
③環境を整備する
「注ぐ」ことを体験できるように、
子どもでも使える小さなピッチャーを2つ用意し
片方には色水を入れて移し替えれるようにします。
④集中させる
子どもが何度も何度も繰り返し行う行動を見守ります。
つい声をかけてしまいそうになるところを
グッと堪えましょう。
⑤活動を広げる
今していることに飽きたなと感じるのであれば、
また次の活動へと広げてあげましょう。
この5つのステップが、
子どもの「考える力」を広げていきます。
ご家庭では、子どもたちをゆっくり観察する時間は
なかなか取れないかもしれません。
ですが、一番近くにいるからこそ
いつもしている行動
特に熱中していること
など、感じ取ることはできるのではないでしょうか。
私自身もほとんど毎日塾にいるので、
生徒さんたちが何に興味を持っているのか
観察してみようと思います!!!
これで、この著書は読み終わりました!!
また違う本を見つけて、
いろんな教育について勉強していきます!!
次回も是非お楽しみに!!