今回も昨日に続き、
第三回 基礎学力テストの「社会」の問題を
分析していきます!!
今日は公民分野です!!
公民:大問5
大問5では、
裁判所についての問題が出題されていました。
(1)は、民事裁判と刑事裁判の流れを図で示し、
判決に不服とした場合に何ができるのかを問う問題
第一審の判決に納得ができない場合は「控訴」
第二審の判決に納得ができない場合は「上告」
三回まで裁判を受けることのできる「三審制」
今回は、図に示された上告を答える問題でした。
(2)では、裁判の様子を資料で示され
「刑事裁判と分かる理由」を記述で答えさせる
問題でした。
高校入試問題集をしていた塾生たちは、
全く同じ問題を解いたはずです!!
これは全員正解であってほしいですね。笑
やはり、高校入試レベルの問題が
基礎学力テストでも出されているということです。
(3)の正誤を問う問題は
ありえない点を見つけさえすれば
とても簡単な問題でした。
公民:大問6
第二回基礎学力テストでも
選挙や内閣について出題されましたが、
今回の大問6では、
国会の役割を問う問題でした。
(1)(2)(4)の問題は、
問題集や学校のテストでの頻出問題でした。
(3)の記述問題では、
三権分立の目的を答えさせる問題です。
皆さんは解答できたでしょうか?
立法権が国会に、行政権が内閣に
司法権が裁判所に分けられているのは、
権力の濫用を防ぎ、国民の自由と権利を守るためです。
この問題も頻出問題ですね!!
公民:大問7
大問7は、第三回で新たに範囲となった
経済の問題です。
(1)のケネディ大統領が提唱した
4つの権利のうち「選ぶ権利」
皆さんは答えられたでしょうか?
ここでは、この問題が少し
解答しにくかったかなと思います。
(2)の正誤問題では、
クーリング・オフについての記載がありました。
クーリング・オフとは、訪問販売などで商品を購入した場合、
一定期間内であれば無条件で契約を解除できる制度
問題には、「店頭で購入した場合に限り」という
条件付きで書かれていたので「×」でしたね。
(3)では、絶対出されると言っていた
需要供給曲線の問題がありましたが、
これも塾生にとっては
経験した問題なので安心しました。
(4)(5)(6)の
一問一答の問題も頻出問題でした。
第三回 基礎学の総評
公民分野も歴史と変わらず
全体的に簡単な問題が多い印象です。
しかし、他の教科に比べて
傾向を変えやすいのか
第一回から第三回を通して
暗記だけでは乗り切れない問題が増えてきています。
同じように高校入試でも
このような傾向になると予測されるので、
生徒さんたちには引き続き
全国高校入試問題集を進めてもらう形が良さそうです!!
今後、他の教科の分析も
塾長が作成してくれますので、
ぜひご参考ください!!
今日は、共通テスト1日目でした。
こんな風に、高校入試も
あっという間に本番を迎えるのでしょう。。。
後悔しないように、
今全力で問題と向き合っていきましょうね!!!