『さぁ、第一回基礎学だ!』
大学入試共通テストまで、あと101日!
公立高校入試まで、あと154日!
第一回基礎学力テストまで、あと1日!
いよいよ明日、2021年度の第一回基礎学力テストです。
大学入試改革初年度が昨年となり、
その影響を受けた高校入試は今年が初めてとなります。
じゅくちょーの予測としては、
全国的に英語の入試問題が大きく変わって来ていることも受けて
もしかすると、リスニングの『1回読み』が
出題される可能性があります。
『1回読み』を導入している県は、
47都道府県のなかで、11県。
昨年度の入試からは、長野県と奈良県が導入しました。
で、ここが怖いのですが
この2県に関しては、導入するという告知は一切ありません。
来年度から導入すると告知しているのは、
北海道となっており、徳島県はどうなのでしょうね?
今年の中3生は、教科書改訂に向けて
先行して学んだことが出題される学年でもあります。
中2のときには、数学で「箱ひげ図」を習っています。
第一回基礎学では、「箱ひげ図」も出題される可能性があります。
要チェックですね!
理科に関しても、中3の生物では用語に変更点がありました。
「有性」→「顕性」
「劣性」→「潜性」
新しい内容に関しては、出題される可能性も捨てきれません。
新しい物好きの徳島県。
ここ数年ブログでずっと言ってきましたが
『SDGs』に関する問題は高確率で出題されるでしょう。
全国公立高校入試問題では、『SDGs』に触れないことの方が
少ない状態になってきています。
英語はもちろん、国語でも出題されるようになり、
場合によっては数学・理科・社会にも
『SDGs』の考え方が入ってくるようになっています。
全国の数学の計算問題であっても、
立式の「意味」を問う問題が増えてきています。
広島県では、動画の再生回数をテーマにした
連立方程式の利用の問題が出題されたり、
山形県では、与えられた立式を見て
何と何をイコールの関係として立てた式かを求める問題が
出題されています。
常々書き続けてきましたが、
昭和感満載の『意味も考えることなく』
ガリガリ演習型の覚え込む学習スタイルは
もう絶滅危惧種となるほど
学習効果がない勉強法となりました!
『覚えたらええやん?』
もう、呪いの言葉として考えてもいいでしょう。
もちろん、暗記の側面がある分野もあるにはありますが
それでも単純暗記で対応できるほど簡単な問題は
定期テストレベルで終わりです。
今年の第一回の基礎学で、
今年度の入試の方向性を占っていきたいと思います!
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