『共通テスト英語リーディングの実態とは!?』
大学さ入試共通テストまで、あと166日!
公立高校入試まで、217日!
昨年度、大学入学共通テストが初の実施となりました。
本日は、その英語の変化に注目したいと思います。
総単語数は、5,495語。
試行テストからは約100語の増加。
旧センターからは約1,000語の増加となりました。
共通テストは旧センターとは異なり、
長文10題のみという変わりよう。
そりゃ語数は増えますよね。
反面、単語自体のレベルは簡単になり
いかに高速に読み解いていけるかどうかが
勝負の分かれ目となります。
計算すると、5,495語を80分で読まなければならないわけですから
1分間で読む単語数は約70語。
これはあくまで、目を通すだけの「読むだけの速度」となります。
入試は試験ですから、読むだけでは回答に辿り着きません。
解釈し、判断し、解答を選択する根拠を見つけなければなりません。
であるならば、1分間で70単語では解くことができません。
おそらくその倍の140語のペースで読めなければ、
余裕を持って問題を解答していくことは難しくなるでしょう。
ちなみに、リスニングは約1分70語のペースで読み上げられています。
すなわち、80分で全長文を読むペースで読み上げられているのですから
最低限リスニングを理解しようと思えば、
目で読むことに関しては1分70語以上のペースで英文が理解できる必要はあります。
目で見た瞬間に意味が分かる英単語が増えれば、
耳で聞いた瞬間に意味がわかる英単語も増えるはずです。
理想は、1分で140語。
実際に長文を解くときには、語数が表記されているものを使いながら
1分140語ペースで読めることを意識しておくことが
今後の共通テスト対策には有効となるでしょう。
ボーッと解いているだけでは、
本番でラストの大問6で長文が2つ残っている状態で
タイムアップとなってしまうことも十分あり得るのです。
読んで解くまでのセットで、1つの長文につき10分。
このハイペースが習慣化すれば、
余裕を持って共通テストの英語に臨むことができると考えます!
さぁ、あなたはいかがでしょうか!?
具体的に速度を意識して長文を解けていますか!?