『読める、読めないの差とは!?』
大学入試共通テストまで、あと289日!
公立高校入試まで、342日!
新しい教務体系が始まり、
全生徒たちは国語を取り組むことから
授業のスタートとなりました。
学年ごとに同じ教材を使ったことで、
生徒たちの差が手にとるように分かるように!
まずは、このように解くのですよという
指示したことがそもそも守れない子。
指示だけは守っていますが、
その指示した内容がずれてしまっている子。
これらに該当する子たちは、
ほぼほぼ例外なく「読解」に課題があります。
「読み解く」と書いて「読解」ですが、
まず「読む」ということすらままならないからです。
どちらかというと、「眺めただけ」に近いと言えるでしょう。
ルールを守ること。
これは生活において大切なことでもありますが、
学習する上でも非常に大切なことにもなります。
学習するとは、知識を蓄えるという側面と
手順を習得するという側面があるからです。
国語読解において正しい方法があると仮定すると、
まず根幹となる最も大切なことは
「ルールを守って読む」ということなるでしょう。
もちろん、そのルールの内容こそがポイントとなりますが
そのルールを守らないとなると、
読解力というものを伸ばしてあげることはできないのです。
ですが、ポイントとなるルールも
「何を問われているかを明確にし、チェックを入れる」
「何をしなさいと書いているかを明確にし、チェックを入れる」
などの、本当に当たり前のことなのです。
「それで読解テクニックと言えるの?」
と突っ込みたくなるかもしれませんが、
当たり前のことが当たり前のように守ることができないからこそ
「読めない」のです。
むしろ、「読んでもいない」のです。
いやはや、どれだけ生徒たちに「読む力」が備わっているか
毎日目に見えて分かり、そして伸びる子はぐいぐい伸びるので
毎日の国語課題の採点が楽しいですね〜(笑)