じゅくちょー
本日の雑談は、こんなこと!
今日のお品書き
『見習ってはいけない人たち!?』
社会を見渡すと、いろんな出来事に対して
脊髄反射のように「批判」をする人たちがいます。
ミラーニューロンよろしく、それを見ている子どもたちは何を学ぶのでしょうか?
例えば、徳島市の新市長の保育園に関する動き。
「働きたい女性たちを無視するのか?」
という激しい批判が沸き起こっています。
この「働きたい」という想いの背景。
ここにはどのような理想と現実があるのでしょうか?
少し考えてみることにしましょう。
<働きたい理由:現実面>
- 今の生活を維持するため
- これからの未来の生活の蓄えのため
- 過去の負債の返済のため
<働きたい理由:理想面>
- 自己実現のため
- 社会に貢献するため
- 社会に帰属するため
<働けない理由:現実面>
- 保育園に子どもを預けられないため
- 両親に子どもを預けられないため
- そもそも仕事がないのため
- 自分にスキルがないため
<働けない理由:理想面>
- やりがいのある仕事がないため
- 預けたい保育園がないため
- 子どもと一緒に働ける職場がないため
- 女性の社会進出に否定的であるため
- 子どもの成長を見守りたいため
ものごとを細分化すると、取り組み解決すべき課題が
パッと考えただけでもこれだけ挙げられます。
「働きたい」という想いを解決するには、
様々な要因に対して総括的にそして効果的に取り組む必要があることに気づきます。
保育園を増やすだけで、「働きたい」想いの効果的な解消になるのでしょうか?
未来を語り批判をするなら、パッと考えただけでも思い浮かぶ上記の項目を解消する案も同時に対処する必要はないのでしょうか?
脊髄反射で一言目には批判を口にするような大人には、私はなりたくありません。
一つの物事に対して、冷静に多面的に考え、
各問題に対しての解決の糸口への一致点を話し合いで協力する姿勢。
これこそ、子どもたちに見せたい大人の姿ではないでしょうか?
その姿を真似てしまったのでしょうか?
最近の生徒たちは、問題の一部分だけの言葉を切り取って読み、
勝手に妄想をして答えを書いてしまうことが多くなってしまいました。
決して、あのような大人たちの姿は真似るべきではないのです!